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日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」 集英社文庫

水谷竹秀【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2013/11/20
JAN 9784087451382

日本を捨てた男たち

¥704

商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2024/01/13

知人から聞いて知った困窮邦人という存在。 インタビューした人たち、今も生きているんだろうか。 自業自得って思うのは人生を選べる立場にあるからかもしれないけど、それでもこういう人たちに税金使って支援するって言われたら苛々するだろうな。

Posted by ブクログ

2023/11/11

日本を自ら離れフィリピンに向い、そこでお金を使い果たし、ビザの更新もできずに不法滞在し、ほぼホームレス状態の日本人達を「困窮邦人」と言う。 彼らの実態を追ったルポ。 2011年の開高健ノンフィクション賞受賞作。 そんな人達が、そんなに沢山いるのか! と、驚いた。 個人的には自業...

日本を自ら離れフィリピンに向い、そこでお金を使い果たし、ビザの更新もできずに不法滞在し、ほぼホームレス状態の日本人達を「困窮邦人」と言う。 彼らの実態を追ったルポ。 2011年の開高健ノンフィクション賞受賞作。 そんな人達が、そんなに沢山いるのか! と、驚いた。 個人的には自業自得なのではないかとは、思う。 彼らの不法滞在の罰金と帰国の渡航費用を大使館が出せないのは、当然だ。 日本で真面目に働いている人たちの税金を、そこには使えない。 フィリピン人は貧乏でも、そんな困窮邦人を見捨てない。なんやかんや食事を与えたり、寝床を貸したり、世話をする。 それが困窮邦人を増やす原因にもなっている。  彼らは日本に帰ろうとしない。 お金がなくても日本にいるよりは、何のしがらみも無く気持ちが楽に過ごせるからだ。 日本に帰る場所もなければ、頼る人もいない、そんな祖国に帰るよりは、フィリピンで近所の人たちに世話になりながら、最終的には骨を埋めたいのだ。 うーん。。。 理解に苦しむ。 でも、彼らの話を読むと、人は何がきっかけで「タガ」が外れてしまうか分からない。 窮屈だったのか、不満があったのか、借金があったのか、、、 人の奥底にあるちょっとしたネガティヴな物が積み重なった結果、吸い寄せられるようにフィリピン女性にどハマりし、何も考えず渡航してしまう。 人は弱い生き物だけど、あまりに弱すぎないか? 決して気分の良い話ではないけど、奥の深い問題を掘り下げてまとめた話は、興味深く勉強にもなった。 読んで良かったと思う。

Posted by ブクログ

2020/01/29

開高健ノンフィクション賞を受賞した作品ということで気になっていた作品ではあるが、タイトルからして、どうせリベラル寄りからの単純な社会批判の作品だろうと放置してきた。 しかし、暇なので読んでみたところ、なかなか面白かった。確かに、時折、日本社会の構造に疑問を投げかけている部分もあっ...

開高健ノンフィクション賞を受賞した作品ということで気になっていた作品ではあるが、タイトルからして、どうせリベラル寄りからの単純な社会批判の作品だろうと放置してきた。 しかし、暇なので読んでみたところ、なかなか面白かった。確かに、時折、日本社会の構造に疑問を投げかけている部分もあったが、可能な限り事実を重視し、フラットな立場で書かれていたことに好感が持てた。 読み終わっても、やはり女の尻追いかけて勝手にフィリピン行って、有り金使い果たして帰国できなくなることは完全な自己責任であり、可愛そうとかは思わない。 しかし、登場する困窮邦人たちの気持ちも分からなくはない。自分が同じ立場なら、フィリピンに逃げたくなるのも分かる。 読み終わった後、「幸せとは何だろうか?」と考えさせられる作品。 海外の困窮邦人の情報など知らない人がほとんどだろう。勉強にもなったし、色々と考えるきっかけにもなるので、一度は読んでみるべき良本!

Posted by ブクログ

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