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明治憲法の真実 近代国家建設の大事業

伊藤哲夫【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 致知出版社
発売年月日 2013/07/22
JAN 9784800910035

明治憲法の真実

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2015/06/14

骨太な内容に押され、読み終えるのに結構パワーを使いました(・_・;) 大日本帝国憲法を作り上げた人々の熱き想いが伝わってきます! 先人達に感謝。

Posted by ブクログ

2013/09/15

★★★★明治憲法と言う貴重性 ★読後に明治帝や伊藤、井上について学びたくなった 以上の理由で★五つと評価しました。 政権が安倍自民党に移り、憲法改正を政権公約として掲げていたために憲法改正議論が民間でも、以前に増して語られるようになりました。 憲法改正議論が高まっているのも、安...

★★★★明治憲法と言う貴重性 ★読後に明治帝や伊藤、井上について学びたくなった 以上の理由で★五つと評価しました。 政権が安倍自民党に移り、憲法改正を政権公約として掲げていたために憲法改正議論が民間でも、以前に増して語られるようになりました。 憲法改正議論が高まっているのも、安倍首相だからこそでしょう。 また、自民党や立ちあがれ日本、産経新聞が新憲法案を発表し、自主憲法制定への流れも視野に入れた憲法議論が必須でしょう。 本書は、明治憲法(大日本帝国憲法)の制定までの人間の努力と苦労の物語となっています。 日本国憲法と比較して、条文の是非を検証する書籍ではありません。 しかし、巷に溢れる日本国憲法関連の書籍、とりわけ護憲派、現憲法の素晴らしさ等を訴える書籍が目立ちます。 「けんぽーじいさん長生きしてね」なんてのは、子供を対象とした悪質な洗脳本でしょう。 左翼(右左の言い方は好きではありませんが、便宜上致し方ない)は子供を利用するとよく言いますが、その書籍はその最たるものでしょう。 反オスプレイ、はだしのゲンと同様、判断能力の十分ではない子供を利用する下劣なやり方は徹底的に非難されるべき問題です。 話が脱線しましたが、この伊藤哲夫著「明治憲法の真実」という書籍は、現憲法が氾濫している現在の書店においてとても貴重な本と言えると思います。 伊藤博文、井上毅関連の書籍は大型の書店には並んでいると思いますが、こと明治憲法に関しての本、しかも条文に関しての専門書ではなく、「誰にでも簡単に読める」明治憲法の本と言う意味でも貴重な本だと思います。 少し内容に触れますと、先ず本書は占領軍によって現憲法が制定された時に伺える、日本人にとって明治憲法とは何かという事に触れます。 二人の憲法学者の明治憲法に対する、現代人には計り知れないほど重い考えが伺えます。 第一章では五箇条の御誓文から西郷、大久保の死まで。 第二章では西洋思想の流入と民権運動(英国議会派)の拡がりと元老・天皇側近の国体論(岩倉の考え)に始まり、伊藤の留学へ展開します。 伊藤、井上が登場し、ここから物語が加速度的におもしろくなっていきます。 現に、僕は一気に読み上げてしまいました。 第三章では、明治憲法起草に多大な貢献を果たした井上毅の国体研究が主な構成です。 英国でも独国でもない、日本とはどのようにして生まれた国家なのか、悠久の日本の歴史の中で天皇とは、国家・国民に対してどの様な存在で在られたのか。 井上の、文字通り血の滲む様な努力により、国家の形が語られていきます。 おそらく、現国会において当時の井上ほど命を注いで憲法に関わっている人物は皆無でしょう。 最後に前文のみ、現憲法が如何にいい加減で稚拙な米国人らしい発想の下にあるかの解説がされています。 明治憲法制定におよび、偉大なる先人達の思いはどれだけ深かったのか、それは明治帝の行動により推察することができます。 一六二頁「…こうした会議(枢密院会議)にご臨席なされていたある日、『お子様(親王)がお亡くなりになられた』という突然の悲報が伝えれました。伊藤はすぐにこれを明治天皇にお伝えしました。ところが、その時明治天皇は伊藤を押さえて、『そのままつづけよ』とおっしゃられ、何事もなかったように審議を続けられたのです」 また、 一七四頁「…(発布後の)儀式とともに、伊勢の神宮、神武天皇陵、孝明天皇陵には勅使を派遣され…それとともに、亡くなった岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、山内容堂、毛利敬親、島津久光、鍋島直正など、物故の重臣の墓前にも勅使を遣わせられ、憲法発布のことを告げさせられました。…宮中では日を改めてこの報告の儀は執り行いたいとの意向だったとされますが、明治天皇から『この日でなければならぬ』と改めて厳命があり…さらに加えて、明治維新を導いた志士たち、西郷隆盛、吉田松陰、藤田東湖、佐久間象山などにも、特旨をもって贈位がなされることになりました。」とあります。 以上の文章だけでも、明治帝の憲法にかける凄まじいまでの御決意がうかがえます。 憲法とはその国の基礎であり、国体をあらわすものである、その意味が言葉だけでは理解できなかった僕にも、この明治帝のあまりにも大きな御決意からひしひしと肌で伝わってきました。 「日本国憲法は素晴らしい」 「憲法9条は世界遺産」 「日本国憲法があるからこそ平和が保たれた」 なんて嘘、出鱈目、幼稚な考え、etc…なトンデモ書籍が並ぶ中、憲法とはどんなものか、護憲派が声高に言う既に意味のない社会契約論的な意味とは違う、憲法がもつ意味を改めて考えるために、その入り口として本書を読まれてはいかがでしょうか。

Posted by ブクログ

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