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ドキュメント 自衛隊と東日本大震災

瀧野隆浩【著】

¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2012/05/09
JAN 9784591126936

ドキュメント 自衛隊と東日本大震災

¥1,650

商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2022/02/23

壮絶な内容だった。自衛隊がいる日本に生まれたことをもっと感謝すべきであると感じた。自衛隊がここまで考え、あるいは考えずに未曾有の災害の中を活動していたのかを知ることができた。 以下、印象的なフレーズ ・陸上自衛隊という組織は、現場における被災者からの心ない無理難題や罵詈雑言にも...

壮絶な内容だった。自衛隊がいる日本に生まれたことをもっと感謝すべきであると感じた。自衛隊がここまで考え、あるいは考えずに未曾有の災害の中を活動していたのかを知ることができた。 以下、印象的なフレーズ ・陸上自衛隊という組織は、現場における被災者からの心ない無理難題や罵詈雑言にも「耐えろ」と指導している。それが「心の災害派遣」なのだと。 ・苦しんでいる人、困っている人がそこにいるなら、力の限り全力で手を差し出すのが当然だろう、と。そこに何の疑問も衒いもない。

Posted by ブクログ

2017/09/05

本書の幕は原発対応から開いた。読み始めた瞬間、何か違和感を感じた。それは、被災地での生存者救出・行方不明者捜索・遺体回収・瓦礫撤去に関する項目から始まるものだという先入観があったからだ。しかし読み進むうち、至極当然という感じに変っていった。原発対応が、自衛隊組織が動く必要性のあっ...

本書の幕は原発対応から開いた。読み始めた瞬間、何か違和感を感じた。それは、被災地での生存者救出・行方不明者捜索・遺体回収・瓦礫撤去に関する項目から始まるものだという先入観があったからだ。しかし読み進むうち、至極当然という感じに変っていった。原発対応が、自衛隊組織が動く必要性のあったことだと思えた。もちろん被災者支援の内容にも触れられており、特に自分の家族を二の次にせねばならなかった郷土部隊の話は身につまされた。著者は防衛大出身ということもあり、自衛隊の内側を理解した上での著作である点が良いと思う。

Posted by ブクログ

2013/08/08

被ばくするかもしれないリスクを負い、多くの無残な死と真摯に向き合い、現地で救助活動をする。中には自分の家族が消息不明な隊員もいた。「それが彼らの仕事だ」なんて言葉で片付けてしまっていいわけがない。 被災地の人々のその後や復興の様子はニュースでも取り上げられているが、あの震災で現...

被ばくするかもしれないリスクを負い、多くの無残な死と真摯に向き合い、現地で救助活動をする。中には自分の家族が消息不明な隊員もいた。「それが彼らの仕事だ」なんて言葉で片付けてしまっていいわけがない。 被災地の人々のその後や復興の様子はニュースでも取り上げられているが、あの震災で現地に派遣された自衛隊の方々のその後が取り上げられることはほぼない。彼らが手厚いメンタルケアを受けられていることを祈りつつ、心から感謝。 原発がなければ日本は立ち行かないという人がいるが、本当にそうだろうか。あのときの彼らの努力や被災者の無念を無駄にしない未来であって欲しい。

Posted by ブクログ

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