商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/10/29 |
JAN | 9784102179413 |
- 書籍
- 文庫
シャンタラム(上)
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シャンタラム(上)
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商品レビュー
4.2
51件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「別段深い意味もなければあとくされもない古きよきセックスっていうのは、いったいどこへ行ってしまったの?」 「それに反対はしない―――ただし、ほかに手がない場合のいわば最悪の代替案としてなら」 私も一度はこういうひとときを知っていた。―――眠っている女と子供は私のものであり、私は彼らのものという人生を知っていた。
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ページを捲る指が止まらないような冒険小説をイメージして読み出したが、予想に反して読むスピードを鈍らせる本だ。 それは悪い意味ではなく考えながらじっくり味わいたい心の成長の話だった。 脱獄犯がインド(ボンベイ)でさまざまな人々から影響を受け心が成長していく。その過程で雑多で汚れたス...
ページを捲る指が止まらないような冒険小説をイメージして読み出したが、予想に反して読むスピードを鈍らせる本だ。 それは悪い意味ではなく考えながらじっくり味わいたい心の成長の話だった。 脱獄犯がインド(ボンベイ)でさまざまな人々から影響を受け心が成長していく。その過程で雑多で汚れたスラムがこの物語を強く印象的にしている。 まだ上巻だが中、下巻でどう変わっていくのか楽しみだ。
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シャンタラム 上巻 インドのボンベイを舞台とした逃亡者リンシャンタラムの冒険小説。全体のストーリーは見えないが、展開は面白い。 リンシャンタラムは 自分の価値観を捨てて、生まれ変わろうとしている。これからどういう運命に導かれるのか楽しみ。 ボンベイやスラムを 闇の中の光...
シャンタラム 上巻 インドのボンベイを舞台とした逃亡者リンシャンタラムの冒険小説。全体のストーリーは見えないが、展開は面白い。 リンシャンタラムは 自分の価値観を捨てて、生まれ変わろうとしている。これからどういう運命に導かれるのか楽しみ。 ボンベイやスラムを 闇の中の光の世界、非合法の中の自由地帯、不平等の中にある正義の世界と捉えた。光や平和の象徴が ガイドのプラバガルであり、プラバガルの故郷スンダル村なのだと思う。 名言「悲しみのない幸福などなく、何も失わずに富を得ることもない」 プラバガルの故郷スンダル村の表現が素晴らしい 「この村には 人間の個性と土地の自然とが同化して生まれる安心感がある。村の変化は永続する〜土から生まれたものは土に還る。花は咲き、やがて枯れ、再び開く」 人は都会でなら心と魂を拳で握りつぶしたまま生きることができるが、村で生きるには心と魂を広げ〜なければならない
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