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ギヴァー 記憶を注ぐ者

ロイスローリー【著】, 島津やよい【訳】

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¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新評論
発売年月日 2010/01/10
JAN 9784794808264

ギヴァー

¥1,650

商品レビュー

4.1

59件のお客様レビュー

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2024/03/29

以前ギヴァー記憶を継ぐものを読んでいたため、2度目の、再読にあたるのか。 しかし、新訳になっているため若干の変化があるように感じた。 徹底的に人類が管理された世界。全てを統一化、同化させ個人というものを一切排除した世界。 自分で選択をすることもなく、全ては管理される。 その中で...

以前ギヴァー記憶を継ぐものを読んでいたため、2度目の、再読にあたるのか。 しかし、新訳になっているため若干の変化があるように感じた。 徹底的に人類が管理された世界。全てを統一化、同化させ個人というものを一切排除した世界。 自分で選択をすることもなく、全ては管理される。 その中で唯一ギヴァーと呼ばれる者だけその範囲外にある。 自分で選択することは苦しみを伴う、不安も伴う。 この世界の中では唯一ギヴァーのみが現実の私達に近い存在か。しかし選択をし試行錯誤を繰り返して自分の幸せをそれぞれ掴みにいく。 普遍的な世界は普遍的な喜びしか得られない。個々があり、個性がありその中でそれぞれの葛藤があるから人生は彩られていくのではないか。

Posted by ブクログ

2024/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自由がない世界、全てが同一化された世界、私が生きている世界とは違いすぎて今がいかに幸せか知ることができた。確かに記憶をなくし、自由を制限してしまえば戦争という概念も生まれず、幸せに暮らせるという意見もあるだろう。しかし、自由があることで人はその人らしく生きることにつながる。戦争は起きてはいけないが、起きてしまったことを忘れずに生きていくことで人が発展していくことにつながるのではないか。 この本を読んで忘れてしまうこわさを知った。 過ちを繰り返さないために記憶をなくすのではなく、対策を考えていく方が幸せになるのではないかと思う。 一方で知らないこわさも知った。この本の世界では害であるものを「解放」している。主人公は記憶を得て、事実を見ることで「解放」は殺人であることを知る。殺人をする人は殺人という概念がないため罪悪感も抱かない。私も知らないが故にのうのうと生きていることがあるのかもしれない。それは他の人を傷つけてしまっていることかもしれない。できるだけそのようにならないように、歴史を知り、ニュースを知り、他者の意見を知ることで私の中にはない情報を集めることが必要だと考えた。 映画化されている本で映画化されるほど価値のある本だった。制限された世界を知り、今生きている時に何も感じていないことが幸せであると考えることができた。

Posted by ブクログ

2023/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画と同様の終わり方で、同じように消化不良な感じがしたが コミュニティーの是非を考えるうえで 対比する対象が分かりやすかった。 4部作だったとは!!

Posted by ブクログ

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