商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1999/08/10 |
JAN | 9784087744002 |
- 書籍
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白夜行
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白夜行
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商品レビュー
4.3
273件のお客様レビュー
東野圭吾氏の代表作を、一気読み。ワクワクドキドキとは違うのに、先が気になる。各章毎に時代がかわり亮司と雪穂のストーリーが交互に詰め込まれ、短編集のような構成。後半になるにつれ明らかになる真実。よく練られている。 大人たちに翻弄された子どもたちが、たいして矯正もされずに大人になって...
東野圭吾氏の代表作を、一気読み。ワクワクドキドキとは違うのに、先が気になる。各章毎に時代がかわり亮司と雪穂のストーリーが交互に詰め込まれ、短編集のような構成。後半になるにつれ明らかになる真実。よく練られている。 大人たちに翻弄された子どもたちが、たいして矯正もされずに大人になってしまうと、怪物に成長してしまったという感じ。 どんな背景があろうとも、犯罪を犯すと一生日の目をみることはない、社会的にも、心理的にも。まさに白夜行。 社会的に成功した雪穂の人生も色々なエピソードがつまびらかにされるにつれて、「成功はしているけど、幸せではないだろう」と思えてしまう。 2人の怪物を作り上げたのが、幼少期の体験や環境によるものだと思うと、愛着の大切さをまざまざと考えさせられる。悲しい物語だった。
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とても長いですが、中だるみは一切ありませんでした。 イヤミスに分類されると思いますが、伏線が張り巡らされており、時代が進むと謎が少しずつ解明していきます。 読了後は、ぜひネタバレサイトで復習されることをお勧めします。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
雪帆と亮司はどんな絆があったんだろうとか、どういう経緯で犯罪をいくつも重ねてきたのかとか、詳しく書かれていないからこそ自分の中で想像して心が苦しくなる。 想像がいくらでもできる形態だからもう一度読んでみたいとも思った。
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