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アラスカ 光と風 福音館日曜日文庫

星野道夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店/
発売年月日 1995/05/20
JAN 9784834012897

アラスカ 光と風

¥1,650

商品レビュー

4.3

11件のお客様レビュー

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2024/01/18

今自分が生きている自然とは別の自然があり、世界がある。 その存在を知っているか、知らないかだけでも全く違う。星野さんの書く文章には、普段私たちが生活している上で忘れてしまう地球の美しさが十分すぎるほど伝わってくると共に直面している問題の意識までさせてもらえるから好きです。 人は...

今自分が生きている自然とは別の自然があり、世界がある。 その存在を知っているか、知らないかだけでも全く違う。星野さんの書く文章には、普段私たちが生活している上で忘れてしまう地球の美しさが十分すぎるほど伝わってくると共に直面している問題の意識までさせてもらえるから好きです。 人は生きている限り夢に向かって進んでいく。夢は完成することはない。しかし、たとえこころざし半ばにして倒れても、もしそのときまで全力を尽くして走り切ったならばその人の一生は完結しうるのではないだろうか。

Posted by ブクログ

2023/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

強い想いのひとだったのだな。読了後、しばしぼんやりしてしまった。 星野道夫さんの書いたものは、文春や新潮の文庫で細々ながら拝読している。が、今回読んだこれはその中でも若い時に書かれた部類に入り、後年の星野さんと違って、どこか、熱量だけが飛び抜けて高いような青年のすがたが感じられて(むろん、熱意だけで北極圏を、写真を撮って駆け抜けることはできないだろうが)、少しだけ身近に感じられるような気も、いっとき、した。 ただ、それでも、「森と氷河と鯨(新潮文庫)」から受け取らせてもらったような……何というか、いまはわたしたちによって追いやられ失われつつある、「神話ー生と死」が隣り合わせにあったころへの敬意、その萌芽はもうかれの中にあったように思う。だから、恐れることを嘲笑してしまうような、銃を持ってのしのし歩き回る現代人には到底入っていけない、ほんとうにひとらしいひとたちの心に、またわたしたちにも、痕跡を残していけたのかな、とも。

Posted by ブクログ

2021/10/04

星野さんのことは知ってた。確か、子どもの教科書にも載ってたし、あの事故のニュースを覚えている。ただ、こうやって著書を手に取ったのは初めて。だから、星野さんについてはざっくりとした情報しか持ってなかった、アラスカなどで写真を撮ってる方くらいの・・。 少し前に、NHKBSだったか、星...

星野さんのことは知ってた。確か、子どもの教科書にも載ってたし、あの事故のニュースを覚えている。ただ、こうやって著書を手に取ったのは初めて。だから、星野さんについてはざっくりとした情報しか持ってなかった、アラスカなどで写真を撮ってる方くらいの・・。 少し前に、NHKBSだったか、星野さんが初めて滞在したアラスカの地に息子さんが訪れた番組を見た。そこで、星野さんがアラスカを訪れることになった経緯を少し知ることになった。 今回、この本を読んで、いろんな点と線がつながった気がした。 多様性に言及している部分は、自分でも書き抜いていたのだけど、小川さんも取り上げてくださってて、うれしかった。

Posted by ブクログ

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