商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 1996/01/01 |
JAN | 9784097270607 |
- 書籍
- 児童書
ナヌークの贈りもの
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ナヌークの贈りもの
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シロクマの写真で構成された、エスキモーの神話をモチーフにした絵本。 「ナヌーク」はエスキモーたちのことばで「氷海の王者・シロクマ」のこと。かつて氷の世界で共に生きる存在だったエスキモーとナヌークの間には、大切なことばがあった。それは狩るものと狩られるものを優しく結びつけ、生と死...
シロクマの写真で構成された、エスキモーの神話をモチーフにした絵本。 「ナヌーク」はエスキモーたちのことばで「氷海の王者・シロクマ」のこと。かつて氷の世界で共に生きる存在だったエスキモーとナヌークの間には、大切なことばがあった。それは狩るものと狩られるものを優しく結びつけ、生と死の境さえなくしてしまう不思議なもの。あらゆる生命は、そのことばでつながっていると信じてられていた。そしてその世界は安らぎに満ちていた。 自然とは、人間とは、命とはなんなのかを語りかけてくるナヌーク。この地球で生きることについて考えさせられる。壮大で圧倒される。とにかく読むべし。
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「今、自分が人間なのって、たまたまそうなだけで もしかしたら違う生き物だったかもしれない」って、 出産してからそう考えるようになりました。 だから、 「いつの日か、わたしたちは、氷の世界で出会うだろう。そのとき、おまえがいのちを落としても、わたしがいのちを落としても、どちらでも...
「今、自分が人間なのって、たまたまそうなだけで もしかしたら違う生き物だったかもしれない」って、 出産してからそう考えるようになりました。 だから、 「いつの日か、わたしたちは、氷の世界で出会うだろう。そのとき、おまえがいのちを落としても、わたしがいのちを落としても、どちらでもよいのだ」という文にとても共感しました。 ホワイトとブルーの世界で切り取られた、 星野さんのナヌーク写真が夏真っ盛りの北海道で 目に涼やかで良かったです。 ちいさなえほんや”ひだまり”さんセレクト、10才までに読みたい”こころが豊かになる110冊”より。
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「いつの日か、わたしたちは、氷の世界で出会うだろう。そのとき、おまえがいのちを落としても、わたしがいのちを落としても、どちらでもよいのだ」 父がよく読み聞かせてくれた。今思えば、ああした教養のある親がいてくれたからこそ、こうした本を味わうことが出来る素地が俺の中に仕上がったのだ...
「いつの日か、わたしたちは、氷の世界で出会うだろう。そのとき、おまえがいのちを落としても、わたしがいのちを落としても、どちらでもよいのだ」 父がよく読み聞かせてくれた。今思えば、ああした教養のある親がいてくれたからこそ、こうした本を味わうことが出来る素地が俺の中に仕上がったのだろう。
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