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薔薇の名前(上)

ウンベルト・エーコ(著者), 河島英昭(訳者)

¥2,530

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/
発売年月日 1990/01/25
JAN 9784488013516

薔薇の名前(上)

¥2,530

商品レビュー

4.2

125件のお客様レビュー

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2024/01/22

なんとか上巻読了。キリスト教の知識がないので、多くの部分意味不明なまま。なんかすごいものを読んでいる、ということだけしか分からない(T▽T)

Posted by ブクログ

2024/01/21

中世の暗さは私の予想を超え、これだけ人々が絶望しながら、この世の終わりとしか思えない生活を送りながら、よく、よりよい時代がくるかもしれない、つくろう、と思えたものだと。 人間は希望を捨てない生き物なのですね。そこに感動しました。 前半は炬燵でテレビをつけっぱなしで、適当に読んで...

中世の暗さは私の予想を超え、これだけ人々が絶望しながら、この世の終わりとしか思えない生活を送りながら、よく、よりよい時代がくるかもしれない、つくろう、と思えたものだと。 人間は希望を捨てない生き物なのですね。そこに感動しました。 前半は炬燵でテレビをつけっぱなしで、適当に読んでいたのであんまり理解していない(勿体無いことを)けれど、 まず不思議に思ったのは、アリストテレス?なぜキリスト教聖職者がギリシア哲学?と思ったら、神学とアリストテレス哲学を結びつけてスコラ学と呼ぶそうです。 100分de名著によると。 意外とネタバレないので、このまま同時進行で読む。 異端審問は、疫病と天災と人災が吹き荒れた中世の集団ヒステリーだと思っていたけれど、もっと根深いんですね。 240ページあたりの話が良い。 異端審問を行う側は、社会秩序を乱すものを取り締まりたい。なぜなら今の秩序で良い思いをしているから。 断罪される側は、社会秩序の外に出たい。なぜなら貧困に喘ぎ、誰の助けも得られないから。 「わたしたちが導くべき羊の群れは、そういう地獄の真っ只中に暮らしているのです」 この最悪の絶望から、いかにして人類は脱却したのか?まだできていないのか?これからできるのか? なんて大袈裟だけれど、不平等との向き合い方を考える話でもあると思う。 「そして人間の感情ぐらいは理解いたさねば、ならないでしょう」 帯には「知のたくらみ」とあるけれど、私はどちらかというと、ウィリアムの、もしくはエーコの、貧しい者、持たざる者、弱い者へ寄り添う気持ちが綴られているように感じました。 京極夏彦がまつろわぬもの、をテーマに選んだように。 とはいえ上巻だけなので、下巻も読んでまた考えてみます。 もともと、土地を持たない民族の受難に理由をつけるために始まった宗教なので、現世でいい思いをしている聖職者たちには必要がない。必要ないくせに、机上の空論を飛び交わせてお茶を濁している。知識とは、そんなものではないはず。 薬草など実用的な研究は修道院の良いところだと思います。フランスの修道院で長く作られているお酒が今でも手に入るらしい。 これが本当の知識、もしくは智慧なのかもしれない。 日本の中世も地獄だったようですが、それを徹底的に破壊したのが織田信長。 室町時代といえばもののけ姫。

Posted by ブクログ

2024/01/08

“敗北だ。当然のことながら。” 一つの目標だった作品に挑戦。予想通りついていけないが、読み通すだけの忍耐力だけはあったらしい。 分からないのは当然だけども、何か大きなものを得られるかと思ったのに何もない自分の読書力に泣く。

Posted by ブクログ

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