テイストの違う４つの恋物語が収録されていました。 短編でいろいろ魅せるってコンセプトのシリーズなのかな。 『魔性の夏』などは初期の作品っぽいけれど、銀の虫を飲むと自分に悪意を持った人間がわかるって発想が「へぇ～♪」って感じでした。

さいとうちほさんが描く、恋の物語集♡ 何巻かを読んだことがあるだけだったので、せっかくだから1巻から順に読んでみることにした。(^ヮ^)/ 今巻の中で面白かったのは、「隣のケンタウロス」。 彼女の作品には珍しい(?)コメディ調の話☆ 高学歴お堅い系女子と軽ぅ～いロック野郎の不器用な恋愛を描くだけにとどまらず、愛犬との入れ替わりモノに仕上がってるトコが斬新だった！ 収録作品:薔薇の実を食べた？/隣のケンタウロス/チェックイン！/魔性の夏

妹の末っ子で幼い頃から心臓が弱かった仮名子。彼女の家庭は複雑で、長男の総士は、離婚した前妻の子供。次男の忍は、後妻にきたお母さんの連れ子。そして、後妻から生まれた仮名子。彼女は忍のことが大好きで、子供の頃は忍と結婚することを夢見ていた。だが19歳になった仮名子は、長兄のすすめでお見合いをすることになる。いくら好きでも、法律上結婚などできない忍への想いを断ち切るため、政略結婚と知りつつ、見合い相手の三木と一緒になることを決意した。ところが結婚式の当日、忍のおばあちゃんと、医者の清水先生から重大な事実が明かされて…!?　●収録作品　薔薇の実を食べた？／隣のケンタウロス／チェックイン！／魔性の夏