企業のCSR事例
能美防災株式会社さまの企業CSR導入事例をご紹介いたします。

現在まで、多数の企業さまにご参加いただいております。
能美防災株式会社さま
東北応援隊の活動の一環として。
自動火災報知設備、消火設備などの防災システムを、研究-開発-生産-施工-保守まで一貫した責任体制で行っているトップメーカーの能美防災さまでは、2011年にボランティアチーム「東北応援隊」を立ち上げ、東日本大震災の被災地支援活動を行ってきました。その活動の一環でボランティア宅本便を採用。従業員の皆さまに気軽にご参加いただき、ボランティアに対する考え方や取り組み方の向上につながりました。

導入の背景
気軽に多くの社員が参加できるボランティアを目標に。
組合員を対象としたボランティアに関するアンケートを行った結果、74%の組合員がボランティアを行いたいと回答しましたが、その中の半数が参加したいけどできていないという回答でした。
多くの社員が手軽に参加できるボランティアを検討していたところ、ブックオフオンラインのCSR支援プログラム「企業ボランティア宅本便」の存在を知り、収集対象が本・CD・ゲームなど、誰もが持っているものでボランティアに参加できることが分かり、参加を決定しました。
従業員の皆さまに手軽にご参加いただけるボランティア活動をお探しの能美防災さまには従業員参加型の回収を提案しました。全国の事業所へご都合に合わせて無料集荷を手配させていただきます。
導入のポイント
集荷方法はFAX1枚、お値段のつかない商品は無料で引き取り。
最大の理由としては、「ブックオフ」の知名度です。誰もが知っている「ブックオフ」であれば参加者も安心してボランティア活動に参加できると思いました。
また、初めて問い合わせをした時の担当者様の対応に非常に好感が持て、ボランティア活動の準備期間から終了時まで親切、丁寧にしていただきました。
収集作業での問題点としては、全国にある支社・営業所の集荷方法でしたが、FAX一枚で直接集荷(自宅集荷)に来ていただき、さらに査定のつかない物もそのまま引き取っていただける点が非常に魅力的でした。最終結果の明細もいただけ、金額として結果が出るので参加者のボランティアに参加したという実感が持ちやすい点も採用の決め手になりました。
寄付先について
シャンティ国際ボランティア会へ「東日本大震災の義援金」として寄付。
2011年に労働組合と会社で「東北応援隊」と称したボランティアチームを共同で立ち上げて、これまで過去3回にわたって東日本大震災の被災地でボランティア活動を行ってきました。実際に現地で活動したのは2012年の遠征が最後で、それ以降は東北地方を応援すべく被災地の現状を紹介したり、東北6県の観光情報を発信したりしてきました。
そんな中、「企業ボランティア宅本便」でも被災地支援を行なえることが分かり、東北支援の一環として寄付先を公益社団法人シャンティ国際ボランティア会に決定しました。
導入のプロセス
実施メンバーの声がけが商品が集まるきっかけに。
社内の各フロアにポスターを掲示し、さらには回収方法を細かく解説した文書を回覧して社内に通知しました。開始直後はあまり集まりませんでしたが、実施メンバーが積極的に声がけを行うことで徐々に集まっていき、多い日には数十冊も集まりました。なかには未使用のゲーム機を寄付してくれた強者がいて、そのおかげか期間終了間近になるとどんどん集まるようになりました。
回収箱は盗難などのトラブルを避けるために警備室など目の届く場所に設置し、回収物は毎日保管場所へ移動させていました。
導入の効果
社外の方々へボランティア活動に取り組む姿を知っていただく良い機会に。
まず社内の反応として、ポスターを掲示することなどにより、東北ボランティアを継続させていることをアピールでき、皆の意識からどうしても薄れつつある東日本大震災の被災地支援について喚起できたことが良かったです。また当社を訪れる社外の方々へ、ボランティア活動にも精力的に取り組んでいる姿を知っていただく良い機会となりました。
今後の展望
ボランティアに対する考え方や取り組み方の向上へ。
気軽に多くの社員が参加できるボランティアを目標に行い、その目標は達成できたと思います。今回のボランティアを通してボランティアに対する考え方や取り組み方が向上したのではと思います。
今後も機会があれば、積極的に参加していきたいと思っています。
能美防災株式会社さま 概要 (2015年8月現在) 自動火災報知設備、消火設備などの防災システムを、研究-開発-生産-施工-保守まで一貫した責任体制で行っているトップメーカーです。住宅や一般的なビルのほか、プラントやトンネル、ごみ処理場、空港といった大規模物件にも個別にシステムを開発し対応しています。 |
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