古典・本格ミステリ新三大●●!

大古典・本格ミステリ

担当者推薦の大古典・本格ミステリ

ちょっとわった大古典・本格ミステリ

閲覧意!?断の新大古典・本格ミステリ

日本三大探偵

「ジッチャンの名にかけて!」…誰でも聞いたことのある、『金田一少年の事件簿』の主人公の名台詞。この「ジッチャン」こそが、横溝正史が生み出した名探偵・金田一耕助!耕助が登場する『八つ墓村』『犬神家の一族』などは、何度もドラマや映画化したミステリ界の大作。
江戸川乱歩の名探偵・明智小五郎は、『D坂の殺人事件』で初登場。誰にも見破れない完璧な変装が得意!明智小五郎と小林少年の名コンビも有名です。
江戸川乱歩の推薦で出版された、高木彬光のデビュー作『刺青殺人事件』で登場するのは神津恭介。6ヵ国語に堪能な長身の美男子という高スペック天才名探偵!
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海外三大探偵

もはや説明不要の3名。最近でも映画化やドラマ化で話題が尽きないシャーロック・ホームズは、コナン・ドイルが生み出した、世界一有名な名探偵。一度は作品に触れたことがあるのでは!?
ミステリ界の女王アガサ・クリスティーの名探偵ポアロは、クリスティーの処女作『スタイルズ荘の怪事件』から登場する、「クリスティーといえばこの探偵!」という存在。ポアロシリーズ最後の作品『カーテン』も、スタイルズ荘が舞台となっているのです。
エラリー・クイーンの名探偵は、著者名でもある「エラリー・クイーン」。実は、この名前にも"謎"が隠されている!?
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日本三大奇書(アンチ・ミステリー)

「読んだら精神に異常をきたす」として有名な『ドグラ・マグラ』。物語のほとんどが薀蓄で、話のあらすじがよくわからなくなる『黒死館殺人事件』。読後の虚無感にも圧倒される『虚無への供物』。読んだ後に、ミステリ読者と論争するのがきっと最高に愉しいでしょう!
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新・三大フェア?アンフェア??

「ノックスの十戒」や「ヴァン・ダインの二十則」など、ミステリにはある程度の"お約束"があるのですが…『アクロイド殺し』は、ミステリファンの間で発表当時「フェアかアンフェアか」という大論争を巻き起こした作品としてあまりにも有名。 「一筋縄では解けないトリック」…と思って読んでみてください!結末はggっちゃだめ!
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新・三大怪奇・オカルト

宗教や土着信仰と関連の深い物語は、ミステリーとの相性は抜群。ポーの『黄金虫』は、小説全体を纏う暗鬱な雰囲気も最高に魅力的で蠱惑的。最初から最後までなんだか不気味です。 江戸川乱歩『孤島の鬼』は、乱歩の最高傑作と名高い作品。ありとあらゆる「これぞ乱歩」という要素が詰まっています。グロテスクなのに美しい問題作。
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新・三大密室

「密室といえばカー、カーといえば密室」というほど、ジョン・ディクスン・カーはミステリ史に残る偉大な密室ミステリ作家。ジョン・ディクスン・カー『三つの棺』の17章、「密室の講義」は"密室エッセイ"としてもあまりにも有名。もちろん『三つの棺』自体が、「不可能犯罪」…そして「密室」ミステリの金字塔とも言っていいほど!
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新・三大倒叙

「古畑任三郎」や「刑事コロンボ」のような、初めから犯人がわかっている作品のこと。『歌う白骨』は、1912年に刊行された、倒叙ミステリの始祖と呼ばれる作品。乱歩『屋根裏の散歩者』は犯人がわかっていても背筋がゾクリとする。『殺意』は、本当に『三大倒叙ミステリー』と呼ばれている作品!この項では取り上げなかったが、残り2つは『クロイドン発12時30分』と『伯母殺人事件』。
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新・三大安楽椅子探偵

安楽椅子探偵とは、その名の通り、椅子に座りながら事件を「聴いた情報」「読んだ情報」のみで推理してしまう探偵のこと。足を動かして推理しないのが特徴。 バロネス・オルツィ『隅の老人』は、安楽椅子探偵の先駆けと言われている作品。 アシモフ『黒後家蜘蛛の会』は、『ユニオン・クラブ綺談』の"語り部以外の人物が謎を解ける"版。レストランの給仕・ヘンリーの名推理が光る!
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新・三大時代ミステリ

「捕物帳」から2作品。岡本綺堂の『半七捕物帳』は、コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』に影響を受けて書かれた作品なのです! 久生十蘭の芸術性の高い文章は、読む者を酔わせます。
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新・三大クローズド・サークル

金田一少年でいう『●●荘殺人事件』のような、閉ざされた空間(スキー場の山小屋とか…)で起こる殺人事件が主題。 カーの『読者よ欺かるるなかれ』という挑戦的なタイトルが印象的。「よし!騙されないように読んでみるぞ!」と心がけていても、さすがはカー御大。あっけなく騙されていました。
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新・三大パズル・ミステリ

『ユニオン・クラブ綺談』は、謎の背景を持つ老人グリズウォルドが語りだす、奇想天外な挿話に隠された"答え"を探るのが楽しい30篇のショートストーリー。しかし、シェイクスピアを読んでいなければわからない問題、当時のアメリカの情勢を知っていなければわからない問題など、洞察力に加え知識量も試されます!私は全然わからず、グリズウォルドの"答え"に「へぇ~…」と感心しっぱなしで読み進めました。読んでいて、左脳も右脳も活性化されるよう。グリズウォルドの高慢でイジワルなおじいちゃんっぷりも憎めない!
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新・三大蘊蓄

中学生の頃、京極夏彦の百鬼夜行シリーズを読んでミステリに目覚めた担当者は、薀蓄がトリックや真相に関わってくる系ミステリーが大好物です。『デス・オンデマンドシリーズ』は、ミステリー書専門店の店員が主人公。『黒死館~』は、澁澤龍彦の本を読破していたって到底太刀打ち出来ない。
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新・三大名探偵コンビ

誰もが認める名コンビ「探偵ホームズと助手ワトソン」!小説だけでなく、アニメや映画などで幅広く現在も大活躍中の二人組。 「トミーとタペンス」は、アガサ・クリスティー作品で登場するおしどり夫婦探偵!クリスティ自身もお気に入りだった二人です♪ 「推理作家のエラリー・クイーンとクイーン警部」は親子です。クイーン親子の設定自体にも、大きな"トリック"が…!?
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新・三大カルト人気

『瓶詰の地獄』は、何回読んでも、いろんな解釈が頭をよぎって纏まらず真相が解りません…。どなたか教えてください。 山田風太郎といえば忍法帖!なのですが、ミステリ作家としても活躍していました。山風ミステリは忍法帖シリーズとはまた違ったテイストが楽しめます!
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新・三大コージー・ミステリ

コージー・ミステリの女王シャーロット・マクラウドの短編集『お楽しみが一杯!』は珠玉の作品満載!ミス・マープルシリーズは、「優雅にお茶を頂きながら読める」コージー・ミステリの元祖。雪のような白髪の、かわいらしい素人探偵のおばあちゃんが、殺人事件から身近な謎までを解いてゆく。将来マープルさんのようなおばあちゃんになっていたい。個人的にはアガサ・クリスティーのなかで一番好きな探偵! 童話作家ギャリコの唯一の推理小説『幽霊が多すぎる』も、本格ミステリの体裁だがのんびりと読める作品。
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新・三大ミッシングリンク

関係ないと思われていた幾つかの事件の被害者は、じつは…!?そういう物語のことを「ミッシングリンク」と呼びます。 名探偵ポアロは、エラリーは、どう立ち向かってゆくのか。謎かけも、謎解きも、鮮やか。
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新・三大奇抜なトリック

泡坂妻夫『乱れからくり』は、まさに奇想トリックの大博覧会!マジシャンの経歴を持つ著者ならではのトリックが心ゆくまで楽しめます。 『ブラウン神父』シリーズは2013年にドラマ化されたことも記憶に新しい。今から100年前の作品ですが、こちらも奇想トリックの宝庫。
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新・三大まさかの犯人

こちらも、とにかく予備知識なしで読んで頂きたい作品たち。『毒入りチョコレート事件』は読みながらぜひ推理もしてみて頂きたい。
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新・三大"最初"の…

詩人としても名を馳せていた、ポーが1841年に書いた『モルグ街の殺人』が世界で最初に書かれたミステリ小説だと言われています。世界最初のミステリ小説に、犯人が…なのも、面白い! 黒岩涙香は、海外小説の翻訳で知られる人物。1889年に書かれた『無惨』が、創作探偵小説の先駆けと言われています。 時が経ち、横溝正史の金田一耕助シリーズの第一作目である『本陣殺人事件』が1946年から連載される。日本家屋には不向きだろうと言われていた、密室殺人を戦後初めて描いた作品として知られています。
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新・三大すごいトリック

クリスティから2作。『オリエント急行』は、衝撃的すぎてはずせません。『Yの悲劇』…ぜひ『Xの悲劇』から読んでくださいね!
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新・三大この作家が…

『赤い館の秘密』の作者A・A・ミルンは、『くまのプーさん』の作者!著者唯一の推理小説です。主人公のアントニー・ギリンガムは、なんと金田一耕助のモデルになったとか。イギリスの牧歌的な雰囲気も楽しめる。 『白痴』などで知られる坂口安吾の『不連続殺人事件』も、著者唯一の長編推理小説。推理小説まで書けちゃう安吾さんスゴイ!登場人物が多すぎるのが気になるけれど、きちんと収拾している本格推理小説。 『黄色い部屋の謎』の作者は、『オペラ座の怪人』でお馴染みのガストン・ルルー。カーが認める密室ミステリの先駆者。歴史的一作です。
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新・三大不可能犯罪

エドワード・D・ホックは、エラリー・クイーンの愛弟子とも称される作家。自称二千年も生きているという神官サイモン・アークが、不可解な事件を解き明かしてゆく。不可能犯罪好きであったら、ホックの『サム・ホーソーンの事件簿』もぜひ読んで頂きたい。 『鋼鉄都市』は、アイザック・アシモフのSFミステリ。ミステリ作品よりもSF作品で知られるアシモフの傑作。四半世紀以上も前に書かれたとは思えないSF世界が圧巻。「SFだから不可能犯罪も起きるんでしょ?」なんて侮っちゃダメ!ミステリ要素も非常に面白いです。 カーの『不可能犯罪捜査課』は、マーチ大佐が怪奇に満ち溢れた不可能犯罪に挑む。収録作の「めくら頭巾」が秀逸。怖すぎる…。
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ミステリの解説&アンソロジー本

ミステリへの造詣が深まる!乱歩によるミステリ論集とトリック解説本。なんだかんだで、いちばんミステリを読んでいるのは、ミステリ作家自身なのだなぁと思わずにいられない。
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新・三大叙述トリック

語り手が、読者を騙しているという、文章自体に仕掛けられたトリック。『アクロイド殺し』は叙述トリックの古典にして最高傑作。
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新・三大大どんでん返し

『毒入りチョコレート事件』初見はびっくりすること間違いなしです。『レーン最後の事件』は、『Xの悲劇』『Yの悲劇』『Zの悲劇』に続くドルリー・レーン四部作のラスト。X~Zまで全部読んでから読み始めてくださいね!『獄門島』は、なんともいたたまれないですなぁ…。
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