【閲覧注意!】こわい本企画第2弾 みんなが選んだ「最恐の一冊」

こわいにもほどがある28作品
Twitter・Facebookで募集した「あなたにとっての最恐の一冊」。たくさんのご投稿ありがとうございました!戦慄の28作品を、皆さまのコメントを添えてご紹介いたします。
1冊目小説

ペット・セマタリー /スティーヴン・キング

「 スティーヴン・キング著です。あれをやってしまう気持ちがよくわかるのが怖い。そしてすごく泣いた本 」
映画にもなりましたね!キング自身が、「おそろしすぎて発表を見合わせた」といううわさもありました。コメントでもいただいたとおり、主人公の気持ちがわかってしまうだけに、ものすごく怖いのですが、同時にかなしくもあり…。
⇒映画「ペット・セメタリー
2冊目小説

イット /スティーヴン・キング

「 スティーブン・キング著です。イットというエンティティは、それと対決する子供達それぞれの怖い姿になって襲ってきます。心の芯から怖い思いを感じました。100冊目に推薦します。 」
こちらも映画化された、キングの名作ですね!ピエロのビジュアルの恐ろしさにも背筋がぞくり。自分にとっていちばん怖いものってなんだろう。それに襲われるなんて考えたら…。夜も眠れません。
⇒映画「イット
3冊目コミック
「 山岸凉子さんの『わたしの人形は良い人形』がパッと浮かんだ…処分するのも怖い本としても有名… 」
4冊目コミック

汐の声 /山岸凉子

「 あ…かん…てなった 」
『わたしの人形は良い人形』わたしにとっては「持っているのも怖い本」だったのですが、「処分するのも怖い」……納得です!!山岸凉子さんの漫画は2冊オススメいただきました。『汐の声』は幽霊の少女のビジュアルも怖すぎると思います…。どちらも、人間の業の深さまでをも描ききった、漫画界の重鎮ならではの傑作です。
5冊目コミック

生き人形 /永久保貴一

「 もう全編怖かったが、テレビに少年が映っているくだり、人形の顔が歪んでいるくだりなどは、特に怖かった。 」
稲川淳二さんの怪談話でも有名な作品ですね!このお話、あまりに怖すぎて、入手することもためらっていますが…。意を決して読むべきでしょうか。どきどき。これから読まれる方は、このお話の解決までを描いた「完全版」をお手に取っていただきたいです…!
6冊目絵本
「 いや… 「いるのいないの」 もすてがたい! 」
7冊目絵本
「 絵本です。ラストがっ!!! 」
東雅夫さんが企画・監修をつとめる『怪談えほんシリーズ』、ほんッとーにこわいラインナップなのです!『いるの いないの』のラストは…「ひっ」と変な声が出ました…。
8冊目小説

押入れのちよ /荻原浩

「 九話の短編集。「介護の鬼」が記憶に強く残っている。最恐は新耳袋」
「とにかく一話目が結構ゾクッとした 」
2票いただきました!表題作「押入れのちよ」の、幽霊の女の子・ちよちゃんのお話はとても荻原浩さんらしい優しいお話なのですが…「ホラー短編」らしい作品も多く、荻原さんの作風の幅の広さも感じさせます!
9冊目小説

模倣犯 /宮部みゆき

「 ホラーというのとは違うといわれそうですが、おすすめは「模倣犯」宮部みゆき著です。5巻もあるのにノンストップで一日で読みました。読み終わってからいろいろ考えさせられました。 」
あんなに長いお話なのに、最後まで中だるみもせず飽きずに読めるのが本当にスゴイと思います!そして1日で読み終わった…というお話もすごすぎます!
10冊目小説
「 デビューから新井素子を追ってたワタシ、【ディアナ・ディア・ディアス】を読むまでは彼女はSF作家だと思ってました…… 」
わたしも新井素子さんはSF作家という認識だったのですが…こわいのですね…!とても気になります。
11冊目小説

殺人鬼 /綾辻行人

スプラッター描写に定評がある著者による、殺人小説。ひたすら残虐なのにストーリー性も驚きの展開もあって…。
12冊目小説
「 こわい、より、痛い(꒦ິ⌑꒦ີ) 」
怪談話でも知られる平山夢明さん。「小説」となると、すこし違った持ち味がありますね!グロテスクな描写が、とても…痛いです…っ。
13冊目小説

くちぬい /坂東眞砂子

「 著者が晩年、移り住んだ高知の田舎で似たような体験をしたらしい。この世で一番怖いのは、幽霊より生身の人間。 」
この世で一番怖いのは人間…本当に、そう思います!高知の山村にある閉鎖的な集落に移り住んだ主人公夫婦に降りかかるものとは…。「旧い村の因習」にピンときたら、ぜひ。
14冊目小説
「 【イン ザ・ミソスープ(村上龍)】でしょ、完全に。この夏の私の恐怖。 」
主人公のすぐ隣で起こる、非日常的な「殺人」という恐怖…。
15冊目小説

羆嵐 /吉村昭

「 大正時代に実際に起きた獣害事件を扱った作品ですが、並みのホラーよりよっぽど怖いです。 」
ただでさえ恐ろしいストーリーなのですが、吉村昭さんのドキュメンタリー調の語りによる緊張感もあわさって…。
16冊目児童書

笑い猫の5分間怪談 /那須田淳(編集)

こちらは2票いただきました!
ねこなめ町に現れる「笑い猫」が語る、5分で1話の、コワイ?たのしい?怪談!小学生~中学生のお子さまへ!
17冊目小説
「 ネットでも公開されていますが、非公開のもの、加筆されたものが掲載されています。読み始めると止まりません。ネット上に公開されているものもふくめて、夜に寝床で読み始めると気がつくと明るくなってます。 」
『師匠シリーズ』はファン待望の映像化も続々決定していますね。2016年は師匠シリーズイヤーの予感です!
18冊目怪談

幽霊物件案内 /小池壮彦

住宅、学校、旅館、病院…いわくつきの「物件」にまつわる実体験・見聞をまとめたシリーズ!自分の生活範囲内にこういう物件があるなんて…知りたくないけれど…知りたいかも…!?
19冊目怪談

『新耳袋』シリーズ /木原浩勝・中山市朗

「 怖い話はジャンル問わずけっこう読んでいますが、やはり人様の実体験に勝るものなし。(^ェ^); 」
実際にこんなことが自分の身におきたら…と思うと夜も眠れません…。
20冊目コミック

座敷女 /望月峯太郎

「 「座敷女」もうこの99冊で紹介されちやってましたね。ただ、これは怖かったです。 」
表紙を見ただけで心臓が跳ねますね…っ。
21冊目小説
福満しげゆきさんのイラストの表紙を見て、あらすじを読んで…それだけで得体のしれない恐怖に包まれました。
22冊目ノンフィクション

愛犬家連続殺人 /志麻永幸

実際に起きた事件を、当事者が加害者サイドからえがいています。現在は手に入りにくい本のようですね。
23冊目小説

ドグラ・マグラ /夢野久作

「 猟奇の世界観・・・2回目を読み返す気になれません。 」
「チャカポコチャカポコ」…読み返すのに勇気がいりますね…。米倉斉加年さんの表紙が、またイイのです!
24冊目小説

告白 /湊かなえ

「 私が学生時代に読んだ湊かなえの「告白」です。当時の話題作で最後の展開が予測出来なくて一気に読んだ記憶があります。お化けや妖怪より人間の復讐心が一番怖いと思う。 」
後味が悪い作品としても有名ですね。小説の読後、映画を観るのが怖くて、いまだに未視聴です…。
⇒映画「告白
25冊目絵本
26冊目絵本

いたずらララちゃん /なかえよしを

絵本を2冊ご紹介いただきました!『メキメキえんぴつ』は近年復刊された絵本ですが…絵が怖すぎます。きっと子どもの頃に読んでいたらトラウマになっていたことでしょう…!
27冊目コミック

黒百合の系図 /美内すずえ

「 マンガですが、コミックは絶版になっているかも?表紙からして怖かった。 」
『ガラスの仮面』で有名な美内すずえさんはホラーもたくさん描かれています!ご紹介いただいた『黒百合の系図』は、なかなか手に入りにくい作品のようですね…!花とゆめコミックス版の表紙も、文庫版の表紙も、どちらも違うテイストで怖いです…!
28冊目小説

黒い家 /貴志祐介

「 日本映画特有の暗さと、刃物と、狂気が、どこから襲ってくるかわからなくて、読んでいて怖すぎて気がが狂いそうになります。 」
こちらも2票いただきました!日本のホラー映画のじめっとした感じ…こわいですね!映画版では大竹しのぶさんの怪演にも圧倒されました。しかし、小説のこわさは、映像以上…!?
⇒映画「黒い家
▼ こわい本特集第一弾はこちら!ホラー小説・漫画・怪談本など99冊をご紹介しています。

【閲覧注意】こわい本100冊