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陰陽師 玉兎ノ巻
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陰陽師 玉兎ノ巻
¥550
在庫なし
商品レビュー
3.6
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
個人的には「道満月下に独酌す」と「月盗人」の話が好みだった 道満の過去に触れたり、悲しい恋物語に一気に読み進めてしまった 「邪蛇狂ひ」は、救いようのない人間の結末に、殺された使用人達が救われたのなら良かったのでは?と思ってしまう
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陰陽師の十五巻『玉兎ノ巻』。 「輪潜り観音」と「月盗人」がよかった。 愛情、恋慕のゆえにおきてしまった怪しの事なのだけど、この二つは繋がっているよに思う。「水化粧」もか。 事の初めは、純粋な想いだったはずが、いつの間にか雑多な感情が入り混じって、自分自身ではどうにもならなくなっ...
陰陽師の十五巻『玉兎ノ巻』。 「輪潜り観音」と「月盗人」がよかった。 愛情、恋慕のゆえにおきてしまった怪しの事なのだけど、この二つは繋がっているよに思う。「水化粧」もか。 事の初めは、純粋な想いだったはずが、いつの間にか雑多な感情が入り混じって、自分自身ではどうにもならなくなってしまった末の出来事。 なるようになってしまったことは、なるようにしかならない。ただ、知ってしまったからには、自分にできることはして差し上げよう、という姿勢の晴明。そして道満。 酒をもらう、酒のためならば、というのは道満の偽悪であるのです。
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相変わらずの清明と博雅である。 短編9編なわけですが、魃の回では天然博雅の能力が発揮! 魃をとらえるつもりが、葉二の音色にうっとりして弓を引くまでもないという素敵所業。 いつまでそのままでいて欲しい所です。 ゆっくり読むにはちょうど良い一冊。
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