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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2019/03/13 |
JAN | 9784334962272 |
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アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した
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アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した
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商品レビュー
3.6
56件のお客様レビュー
イギリスにおける現在の労働環境の問題点、会社がどのようにして労働者を搾取するかを、筆者が実際に潜入してレポートしている。 大きく4社を取り上げているが、大別して2つの問題に分かれる。 1つはアマゾンやウーバーに見られる、徹底した組織によるテクノロジーを駆使した、労働者の監視。...
イギリスにおける現在の労働環境の問題点、会社がどのようにして労働者を搾取するかを、筆者が実際に潜入してレポートしている。 大きく4社を取り上げているが、大別して2つの問題に分かれる。 1つはアマゾンやウーバーに見られる、徹底した組織によるテクノロジーを駆使した、労働者の監視。アマゾンの倉庫システムは知っていたが、ウーバーの監視システムに驚いた。従業員ではなく個人事業主として雇い、働く自由さと引き換えに被雇用者に対するセーフティネットを放棄している。ゼロ時間雇用など、その最たる制度だ。 もう1つは、労働者に考える隙を与え無いことで単純労働者化させ、一定の効率を出せない者は、部品のごとく容赦なく切り捨てる企業姿勢だ。これは、労働者は蛇口をひねれば出てくる水道の水のように、無限にあることを前提にしている。そこには決して労働者に対する尊敬の念などない。生産性が低い労働者については間引きして、新しいものを入れるという、現代における合法的な奴隷制度を写し出している。 この書籍は、ユニクロ潜入一年の著者横田増生氏推薦という帯に惹かれた。まだ日本はましな方なのかもしれない、という絶望感に読後襲われた。衝撃の書である。
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訳題で興味を惹かれたが中身は原題に忠実なのでマーケティング上手いなと思った。 作者がイギリス人だからなのかとにかく比喩が多く、軽く斜め読みをしていかないと退屈。 最終章は題名に即した仕事のインタビューなどが主だが他の章はイギリスの昔の産業の話が多い。 あとマグロの話とミクロの...
訳題で興味を惹かれたが中身は原題に忠実なのでマーケティング上手いなと思った。 作者がイギリス人だからなのかとにかく比喩が多く、軽く斜め読みをしていかないと退屈。 最終章は題名に即した仕事のインタビューなどが主だが他の章はイギリスの昔の産業の話が多い。 あとマグロの話とミクロの話の混ぜ方が読みづらくさせているように感じる。 キーワード ・ゼロ時間契約
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いわゆる潜入ルポというジャンルの作品です。 アマゾン(1章)、ウーバー(4章)のほかに、訪問介護サービスの会社(2章)とコールセンター(3章)が登場します。 これらはイギリスでも底辺職とみなされているようで、ポーランド移民の就業率が高いらしい。 この辺りの状況は、日本でいうと、フ...
いわゆる潜入ルポというジャンルの作品です。 アマゾン(1章)、ウーバー(4章)のほかに、訪問介護サービスの会社(2章)とコールセンター(3章)が登場します。 これらはイギリスでも底辺職とみなされているようで、ポーランド移民の就業率が高いらしい。 この辺りの状況は、日本でいうと、ファストフードやコンビニの店員に外国人が多いこととパラレルなのかもしれません。 読後の印象に残ったのは、ウーバーの強欲ぶり。 経営者が世界的に批判されたのも記憶に新しいところです。 ちなみに、著者は、イギリス社会や政治家を批判的な目で描写していますが、絶望も発狂もしません。
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