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日本の水産資源管理 漁業衰退の真因と復活への道を探る

片野歩(著者), 阪口功(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶応義塾大学出版会
発売年月日 2019/02/06
JAN 9784766425802

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2020/07/24

前半は片野氏、後半は阪口氏が執筆している 分担制の本です。 片野氏の主張は一貫して漁獲量の個別制限を 設定すること。「獲れる時期に獲れるだけ 獲ってしまう」という現在のやり方では、 資源である魚が減るのは当然の成り行きと 警鐘を鳴らします。 阪口氏は世界の漁業における日本の立...

前半は片野氏、後半は阪口氏が執筆している 分担制の本です。 片野氏の主張は一貫して漁獲量の個別制限を 設定すること。「獲れる時期に獲れるだけ 獲ってしまう」という現在のやり方では、 資源である魚が減るのは当然の成り行きと 警鐘を鳴らします。 阪口氏は世界の漁業における日本の立ち位置 に不安を覚えています。 日本の漁業は世界のトップを長く走っていた ため、独善的なのだそうです。他の産業では 明治時代に欧米の仲間に入れてもらった経緯 があるので、元から存在したルールに従って いるが、コト魚のことになると「ルールは 俺たちが作る」というような姿勢になり、 全く他者との協調は無くなってしまうそうで す。 これって捕鯨につながりませんでしょうか。 捕鯨に関しても色々と理不尽なクレームは あるものの、全く聞く耳を持っていないの が現状です。 日本の漁業の本当の姿がわかる一冊です。

Posted by ブクログ

2019/05/12

非常に良書。多くの統計をもとに日本の漁業がいかに衰退してきたかその原因について厳しく指摘している。 今でこそ日本がうまくまともに水産資源管理をしていないって言う事は若干ながらも知られてきたが、その歴史的経緯についてはそんなに知られていないと思う。 それが明らかにされている点で非...

非常に良書。多くの統計をもとに日本の漁業がいかに衰退してきたかその原因について厳しく指摘している。 今でこそ日本がうまくまともに水産資源管理をしていないって言う事は若干ながらも知られてきたが、その歴史的経緯についてはそんなに知られていないと思う。 それが明らかにされている点で非常に良い。 IWCの捕鯨の禁止については捕鯨禁止賛成国のエゴと文化的嫌がらせと言う見方が主流でそう感じていた。 しかし本書の捕鯨禁止に至る歴史的経緯を見るととてもそうとは思えなくなった。 日本の身勝手な主張と稚拙な外交の結果だと感じる。 しかもその恥ずかしい過去を全く顧みることなく、同じようなことがまぐろや他の業種でも繰り返されている。 日本がよくもこのような傲慢で身勝手なことを今も続けていられるのか、本当に恥ずかしい。 原因は本書にもある通り業界との癒着が一端だが、他にも国民の無知、マスコミの嘘と恣意的な報道、政治家の無関心、漁民のレベルの低さ、全方位に問題がある。 ぜひ多くの人に読んでほしいと思う。

Posted by ブクログ

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