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NOVA(2019年 春号) 河出文庫

アンソロジー(著者), 新井素子(著者), 小川哲(著者), 赤野工作(著者), 小林泰三(著者), 高島雄哉(著者), 片瀬二郎(著者), 宮部みゆき(著者), 飛浩隆(著者), 大森望(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2018/12/05
JAN 9784309416519

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商品レビュー

4.4

13件のお客様レビュー

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2023/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初の作品はSFとしては弱いけれども ほっこりできる良作。 この当たり前のことを自覚できるだけでも 生きることは少しは楽になるから。 1作品だけは受け付けなかったな。 猫を死なせたクソ男のお話。 本当どこまでもクソオブクソ。 結末はま、そうなるな。 最後2作品が突き抜けているのよね。 知る権利というのはある。 だけれども揺るがすことはしちゃだめだよ。

Posted by ブクログ

2023/03/16

書き下ろしSF短篇のアンソロジー作品で「大森望」が編集した小説集『NOVA 2019年春号』を読みました。 『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』の最新作で13作目にあたる作品です。 -----story------------- 日本SF大賞特別賞受賞のSFアンソロジ...

書き下ろしSF短篇のアンソロジー作品で「大森望」が編集した小説集『NOVA 2019年春号』を読みました。 『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』の最新作で13作目にあたる作品です。 -----story------------- 日本SF大賞特別賞受賞のSFアンソロジー・シリーズ、復活。 全十作オール読み切り。 「飛浩隆」、「新井素子」、「宮部みゆき」、「小林泰三」、「佐藤究」、「小川哲」、「赤野工作」、「柞刈湯葉」、「片瀬二郎」、「高島雄哉」。 「書き下ろし日本SFアンソロジー《NOVA》の新シリーズの門出にふさわしい、ベストの布陣を揃えられたと自負している。  読者のみなさんにも、編者が味わった喜びを共有するとともに、いまの日本SFがいかに豊かな実りの時代を迎えているかを実感していただければさいわいです」 「大森望」 ----------------------- 「大森望」がセレクトした書き下ろし日本SF10篇が収録されています… 多彩なバリエーションが愉しめるアンソロジーでしたね。  ●序 大森望  ●新井素子 やおよろず神様承ります   「あなたに向いている、とても便利な神様を紹介します。    これ、かなりお勧めですよ」  ●小川哲 七十人の翻訳者たち   解読された古代文書「デメトリオスの処刑」には、   ギリシア語訳聖書の奇跡が記されていた。  ●佐藤究 ジェリーウォーカー   エイリアンを超える生命を次々と生み出す映画界の魔術師、   地下室に隠された創造の秘密。  ●柞刈湯葉 まず牛を球とします。   牛は食べたいが、動物は殺したくない。   そんな人類の夢が実現した未来の物語。  ●赤野工作 お前のこったからどうせそんなこったろうと思ったよ   光速など遅い遅い遅い!    通信遅延1.3秒の環境下で行われた因縁の格闘ゲーム対戦、   勝利の末に。  ●小林泰三 クラリッサ殺し   あの名作スペースオペラがVRアミューズメントに!?    バーチャルルームで起きた殺人事件の真相は?  ●高島雄哉 キャット・ポイント   研究開発室の存亡をかけた新広告プロジェクト始動。   扉を開ければ、真白さんはいる。  ●片瀬二郎 お行儀ねこちゃん   ラスコルニコフが殺害された。   この死体をどう処分しようか、助けて、心の友!  ●宮部みゆき 母の法律   虐待の親子を救済する法律、マザー法に救われたわたし。   だが、救いきれないものはある。  ●飛浩隆 流下の日   40年間、偉大な首相が統治した美しい国。   著者新境地の第38回日本SF大賞受賞第1作。  ●編集後記 大森望 個人的に気に入ったのは、「新井素子」の『やおよろず神様承ります』、「佐藤究」の『ジェリーウォーカー』、「小林泰三」の『クラリッサ殺し』、「宮部みゆき」の『母の法律』の4篇ですね… 次点は「飛浩隆」の『流下の日』かな。 『やおよろず神様承ります』に登場する「順番順番いっこっつの神様」はイイですねぇ… 人間には限界があって、一度に多くのことは処理しきれないですから、順番に一個ずつですよね、、、 ソフトなSF作品で、肩の力を抜いてもらった感じがしました… 仕事中、思い出そうと思います。 『ジェリーウォーカー』に登場するクリーチャーはマジ怖い… 空想をCG化しているんじゃなくて、まず本物を造形してからCG化しているなんて、、、 恐怖感の味わえるSFサスペンスに仕上がっていましたね… 映像化しても面白そう。 『クラリッサ殺し』は「小林泰三」らしくミステリ仕立てのSF作品… 虚構か現実か、リアルなのかVRなのか、、、 頭がおかしくなりそうな展開でしたが、これはこれで面白かったですね… VRアミューズメントに行くのが怖くなりそうです。 『母の法律』は理想の養子縁組制度が実現した近未来の日本を舞台にした家族小説、、、 親の子に対する虐待は大きな社会問題になっていますが… 何が正解なのか、考えさせられる作品でしたね。 『流下の日』は、政治的かつ社会的な問題をテーマにした作品… 管理社会の行き着く先が描かれていますが、それが荒唐無稽ではなく、近い将来だったら実現されそうなところが怖い、、、 でも、少し物足りない感じ… 短篇よりも長篇で取り組んだ方が合っている作品だと思いましたね。 久しぶりのSF作品… しかも短篇集だったので、軽く読めて愉しめました。

Posted by ブクログ

2021/11/18

SF短編が全10作。クラリッサ殺し/小林泰三はレンズマンのVRアミューズメントが舞台。真鍋博イラストの文庫本をまた読みたくなりました。季刊にすると宣言されているので続巻に期待したいです。

Posted by ブクログ

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