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暗幕のゲルニカ 新潮文庫

原田マハ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/07/01
JAN 9784101259628

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商品レビュー

4.2

549件のお客様レビュー

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2024/04/15

人におすすめしたくなる、面白い本でした。 一枚の絵画を巡り、現在と過去が交錯する。 ゲルニカが描かれるまでの経緯、背景にある社会情勢などを知りつつ、現在の主人公に繋がっていく流れ。 どうやってこんな壮大な流れをまとめていくんだろうと思わせつつ、良い読後感の終わりになっていました...

人におすすめしたくなる、面白い本でした。 一枚の絵画を巡り、現在と過去が交錯する。 ゲルニカが描かれるまでの経緯、背景にある社会情勢などを知りつつ、現在の主人公に繋がっていく流れ。 どうやってこんな壮大な流れをまとめていくんだろうと思わせつつ、良い読後感の終わりになっていました。

Posted by ブクログ

2024/04/07

今年の1月にMOMAで開催されたピカソの展示会に参加し、すごく感銘を受けたので、本作が気になって手に取りました。ただひたすらに作者の平和に対する強いメッセージが伝わってくる圧巻の作品だったと思います。 本作は2つの時代の物語が書かれており、1つは「ゲルニカ」誕生とアメリカに展示...

今年の1月にMOMAで開催されたピカソの展示会に参加し、すごく感銘を受けたので、本作が気になって手に取りました。ただひたすらに作者の平和に対する強いメッセージが伝わってくる圧巻の作品だったと思います。 本作は2つの時代の物語が書かれており、1つは「ゲルニカ」誕生とアメリカに展示されるまでの物語。もう1つは、こちらがメインのお話になるのですが2000年代の物語で、ワールドトレードセンターでのテロ事件を発端とした物語となっております。テロ事件後、アメリカがイラクへの侵攻を表明します。その放送の際、なんと本来映るべきはずの反戦の象徴である「ゲルニカ」に暗幕がかけられていました。それに憤りを覚えた主人公がピカソのメッセージを伝えるため、奔走するというお話。 本作の魅力としては、物語の発端となる事件のリアリティだと思います。当時の私はまだ幼く何が起こっていたか定かではなかったのですが、あとがきを読むと、実際に「ゲルニカ」に暗幕がかけられていたそうで、これを見てショックを受けた作者が本作を執筆することにしたとのことです。そういう背景を踏まえると、こうしたリアリティのある展開はすごく反戦に対するメッセージに重みを持たせてくれているように感じました。 私はそもそも芸術に疎かったこともあって、幼少期以来、「ゲルニカ」を見たことがなかったのですが、本作を読みながら「ゲルニカ」の写真を何度も見ました。すると幼少期には感じられなかった禍々しさやおどろおどろしい様子、阿鼻叫喚の情景が感じられ、改めて戦争の悲惨さを感じることが出来たと思います。 本作の読了後に思ったのは、やはり「ウクライナ戦争」のことで、一刻も早く戦争が終結してくれることを願うばかりです。

Posted by ブクログ

2024/04/07

原田マハさんのアートフィクションは好きですが、今作は少し自分にとっては残念なものでした。 これからどう終わりに向かっていくのか、ラストに向けてのクライマックスを楽しみにしていたところあまりにも軽率な騙され方(騙す方が悪いのは百も承知で、それにしてはここまでダイナミックに描かれてき...

原田マハさんのアートフィクションは好きですが、今作は少し自分にとっては残念なものでした。 これからどう終わりに向かっていくのか、ラストに向けてのクライマックスを楽しみにしていたところあまりにも軽率な騙され方(騙す方が悪いのは百も承知で、それにしてはここまでダイナミックに描かれてきたのに突然チープな仕掛けに興醒めにも近い気持ちを抱きました)に不安を抱き、最後の終わり方も、ここまで引っ張ってこれか…と若干肩透かし感を抱きました。 期待値を上げてしまいすぎたのと、実在の人物に大してこねくりまわしすぎじゃないかとモヤモヤしてしまうエピソードや展開を加えたことで今作はリスペクトよりも、書きたい著者の欲が上回ってしまったんじゃないかという。。 いや、すみません。 八神瑶子に最初こそ同情はしたけれど爪の甘さに段々嫌気がさしてきて…支持できなくなってしまいました。 MoMAのキュレーターなのだから、もっと、と期待してしまいました。

Posted by ブクログ

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