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日本の洋食
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日本の洋食
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
洋食について平易に解説。分かりやすい。 影響を与えた各国料理ごとに章立てて記されている。 事前知識なしでも十分おもしろいはず。
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1.日本で洋食がここまで普及した理由を知りたくて読みました。 2.日本に洋食が普及したのは明治以降ではあるものの、それ以前にちょこちょこ取り入れられてました。例えば、戦国時代のポルトガル人による金平糖などが代表的な例です。しかし、鎖国により日本全国で広がることはなく、長崎だけで...
1.日本で洋食がここまで普及した理由を知りたくて読みました。 2.日本に洋食が普及したのは明治以降ではあるものの、それ以前にちょこちょこ取り入れられてました。例えば、戦国時代のポルトガル人による金平糖などが代表的な例です。しかし、鎖国により日本全国で広がることはなく、長崎だけで広がりをみせます。 時代は明治へ流れ、すき焼きが高級料理として広まるとともに、ヨーロッパの料理が普及し始めます。決定的なのは戦後の米国による小麦戦略によって加速的に欧米色が広まったことです。さらに、戦後は貧しかったためない材料は日本の材料で補うという形で乗り越えていったことから、「洋食」は日本独自の文化として発展し、日本人の食卓に馴染んでいきました。これにより、日本各地での味の違いなども出てきます。本書では、あくまでも有名な洋食がどこでどのように生まれたのかのみ書いてありますが、とても勉強になる本となっております。 3.食品の仕事に携わっていてもなお知らないことを学べたので非常に面白かったです。ミートソースの発祥は新潟県というド頭からの衝撃発言によって一気に引き込まれました。洋食を作る際、見本として作ってくれる外国人は自国から持ってきた料理ではなく、日本で調達した材料を使っていることで、ここまで日本の文化として馴染んできたというところがとても納得出来ました。 さらに、章末にその章で取り上げたジャンルの洋食の老舗リストを提示してくれています。自分が気になった店が数件あったので行けるところから行こうと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> 第1章 日本料理と和食 第2章 牛肉を食べる 第3章 全国各地で発展した「日本の洋食」 第4章 パンもラーメンも日本の食文化 <内容> 二本料理の原則は盛り込まれた感じ。ある程度知っていたことだが、証拠や店舗名を出して紹介しているので、基本を知ることができる。古くからのレストランやラーメン屋なども載る。そういう点でも役立つ。
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