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祈りのカルテ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/03/29 |
JAN | 9784041065808 |
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祈りのカルテ
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商品レビュー
3.7
115件のお客様レビュー
研修医の諏訪野良太は忙しい日々を送っていた。 様々な科で出会う患者の症例は医師の目を持つ知念ならではのもの。重苦しくなりそうな物語をテンポよく、軽やかに切り取って描いてみせる。大掛かりなトリックはないが、気軽に楽しめる一冊となっている。
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ドラマ化もされた、知念さんの医療ミステリ。 連作五話(&エピローグ)が収録されておれてります。 純正医科大学病院の研修医である諏訪野良太は、初期臨床研修中で様々な科を回って研鑽を積む日々を送っています。 精神科での研修中のある夜、睡眠薬を大量にのんだ女性が救急搬送されてきますが...
ドラマ化もされた、知念さんの医療ミステリ。 連作五話(&エピローグ)が収録されておれてります。 純正医科大学病院の研修医である諏訪野良太は、初期臨床研修中で様々な科を回って研鑽を積む日々を送っています。 精神科での研修中のある夜、睡眠薬を大量にのんだ女性が救急搬送されてきますが、どうやらその女性は、睡眠薬の過剰摂取を繰り返す“常連”のようで・・・(一話目「彼女が瞳を閉じる理由」)。 特に殺人などの事件が起こる訳ではなく、所謂“日常系ミステリの医療版”といったところですかね。 主人公で探偵役の諏訪野君が、初期臨床研修中という設定なので、一話目:精神科、二話目:外科、三話目:皮膚科、四話目:小児科、五話目:循環器内科・・と、各話それぞれ異なる診療科が舞台になっているのも面白く、著者の知念さんが医師でもあるので医療現場のリアルな描写も謎解きと併せて楽しめます。 さて、諏訪野君の謎解きは担当する患者の不可解な言動を、彼らが内に抱える事情や問題を汲み取って解決に導いていくような感じなのですが、読んでいて諏訪野君はエンパス体質なのかな・・という印象を受けました。 人の感情を読む能力は高いけど、その共感性で自身もしんどくなってしまうパターンで、その辺は話の中でも精神科の指導医の先生に指摘されていましたよね。 このように、患者さんに寄り添いながら、鋭い観察眼で謎を解いていく諏訪野君ですが、四話目「シンデレラの吐息」については、ちょっと無理あるなぁ・・と、思いました。 ネタバレになるので詳細書きませんが、シンデレラに関して子どもがその“連想”しますかね・・・? とりま、連作で読みやすく、心温まる読後感なので良しとしますww。 で、様々な診療科を巡ってきた諏訪野君が、最終的にどの科に配属を決めるのか?というのも注目なのですが、エピローグでそれが明らかになっていました。 続編も出ているようなので、彼が選んだ科で活躍する姿も見てみたいですね~。
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研修医を主人公に、患者との関わりを描く医療ミステリー。 各科の雰囲気の違いが描かれていたり、医療現場の裏側を覗き見するような楽しさもある。
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