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もうすぐ絶滅するという煙草について

芥川龍之介(著者), 開高健(著者), 中島らも(著者), 内田樹(著者), 松浦寿輝(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 キノブックス
発売年月日 2018/01/01
JAN 9784908059872

もうすぐ絶滅するという煙草について

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商品レビュー

3.8

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2024/03/30

「夏目漱石、米原万里、山田風太郎、東海林さだお…。ベストセラー作家でも、愛煙家は肩身が狭い。もはや絶滅寸前のたばこ飲みたちが、たばこへの愛、喫煙者差別への怒り、禁煙の試みなどを綴ったアンソロジー。」 紙巻の煙の垂るる夜長かな 芥川龍之介 著 3 人生は煙とともに 開高健 著 1...

「夏目漱石、米原万里、山田風太郎、東海林さだお…。ベストセラー作家でも、愛煙家は肩身が狭い。もはや絶滅寸前のたばこ飲みたちが、たばこへの愛、喫煙者差別への怒り、禁煙の試みなどを綴ったアンソロジー。」 紙巻の煙の垂るる夜長かな 芥川龍之介 著 3 人生は煙とともに 開高健 著 10−15 喫煙者の受難 中島らも 著 16−18 喫煙の起源について。 内田樹 著 19−20 煙草 松浦寿輝 著 21−23 さて、煙草はどこだ 古井由吉 著 24−30 文士と酒、煙草 夏目漱石 著 31 煙草の人たち 久世光彦 著 32−33 作家と煙草 浅田次郎 著 34−37 ぼくのたばこ 荒川洋治 著 38−42 何故煙草を吸うのか? 原田宗典 著 43−49 喫煙者にとっても非喫煙者にとってもうれしいタバコ 米原万里 著 50−54 乞食時代 吉田健一 著 55−63 たばことライター 佐藤春夫 著 64−67 煙草あれこれ 丸山薫 著 68−75 パイプ 杉本秀太郎 著 76−81 パイプ礼讃 澁澤龍彦 著 82−88 パイプの話 安西水丸 著 89−91 憧れのパイプ、憧れの煙管 あさのあつこ 著 92−94 葉タバコの記憶 安岡章太郎 著 95−98 煙草ぎらひ 堀口大學 著 99−101 煙草の害について 谷川俊太郎 著 104−105 嫌煙 なぎら健壱 著 106−108 けむたい話 山田風太郎 著 109−113 たばこ 常盤新平 著 114−116 喫煙 別役実 著 117−121 たばこ規制に考える 池田晶子 著 122−124 喫煙者差別に一言申す 筒井康隆 著 125−128 タバコ・ロード、マイ・ウェイ 金井美恵子 著 129−138 たばこ一箱を一〇〇万円にしてみたら? 池田清彦 著 139−141 新さん 第4話 定食屋 泉昌之 作 142−158 禁煙ファシズム 倉本聰 著 159−161 タバコをやめる方法 安部公房 著 164−167 禁煙の快楽 島田雅彦 著 168−169 非喫煙ビギナーの弁 東海林さだお 著 170−182 禁煙免許皆伝 小田島雄志 著 183−185 煙草との別れ、酒との別れ(抄) 中井久夫 著 186−195 禁烟 斎藤茂吉 著 196−201 タバコと未練 赤瀬川原平 著 202−206 元煙草部 いしいしんじ 著 207−211 煙歴七十年 内田百間 著 212−217 ののちゃん 7218 いしいひさいち 作 218

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2024/03/24

体に悪い、周りに迷惑、そんなことは百も承知、そういう今昔のタバコエッセイばかりを集めた一冊。わかっちゃいるけどやめられない人たちの言い訳集。人間の愚かさと弱さの象徴。どこか深遠な何かも感じます。 私の好きな作家陣はことごとく喫煙者だった。 ■中島らも 後ろめたさがタバコの旨さに...

体に悪い、周りに迷惑、そんなことは百も承知、そういう今昔のタバコエッセイばかりを集めた一冊。わかっちゃいるけどやめられない人たちの言い訳集。人間の愚かさと弱さの象徴。どこか深遠な何かも感じます。 私の好きな作家陣はことごとく喫煙者だった。 ■中島らも 後ろめたさがタバコの旨さに拍車をかける。 ■谷川俊太郎 人間の愚かさの証。非衛生的な人類が愛おしい。 ■澁澤龍彦 パイプはアレの象徴。パイプが変態的アイテムに見えてくる。 ■安部公房 喫煙とは、その時間を吸っているのであり、時間の変質と心理偽装である。 ■筒井康隆 早死してもいいから吸いたい。 ■金井美恵子 大論文の後、結論は「私はタバコをやめる気は当然ありません」 ■内田百閒 幼稚園からの喫煙者。筋金入りでした。

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2023/07/23

喫煙は中毒で病気のひとつとも言える。が、性癖のようでもある。フェチズムだ。とはいえ犯罪者のように白い目で見られる現代、そのフェチズムはもはや一般社会から疎外される変態行為に近いものがある。そんなマイノリティ、愛煙家たちが織りなす個々の煙草物語。喫煙者をただただ狂信的に嫌悪する人々...

喫煙は中毒で病気のひとつとも言える。が、性癖のようでもある。フェチズムだ。とはいえ犯罪者のように白い目で見られる現代、そのフェチズムはもはや一般社会から疎外される変態行為に近いものがある。そんなマイノリティ、愛煙家たちが織りなす個々の煙草物語。喫煙者をただただ狂信的に嫌悪する人々には読むことすら難しいだろうが、彼らを一種の動物、もしくはそういう風に生きることが決まっている宿命の人、として客観的に喫煙者の生態を観察するとしたらなかなか充実した短編のラインナップであり図鑑であり歴史的な一作ではないだろうか。

Posted by ブクログ

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