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凍てつく海のむこうに

ルータ・セペティス(著者), 野沢佳織(訳者)

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定価 ¥2,310

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2017/10/01
JAN 9784001160123

凍てつく海のむこうに

¥990

商品レビュー

4.6

10件のお客様レビュー

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2022/01/26

登場人物4人の視点をスイッチしながら、描かれている。最初は掴めず、迷子になりそうだった。でも、そこはヤング向けだからか、ややこしくならずにうまく描き分けていると感じた。慣れてくると、その視点の変化が臨場感にもスピード感にもなって、どんどん読み進められた。 戦争は全ての人を傷つける...

登場人物4人の視点をスイッチしながら、描かれている。最初は掴めず、迷子になりそうだった。でも、そこはヤング向けだからか、ややこしくならずにうまく描き分けていると感じた。慣れてくると、その視点の変化が臨場感にもスピード感にもなって、どんどん読み進められた。 戦争は全ての人を傷つける。そう思い起こす作品だった。

Posted by ブクログ

2021/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ソ連軍の侵攻が始まるなか、東プロイセンから避難する人々のなか、外科の助手をしていたヨアーナは同じ目的地を目指す人たち数人と行動を共にしていた。そこへポーランド人の少女エミリアを道ずれにしたプロイセン人の青年が加わる。 もう一人ヒトラーの言葉に心酔しているドイツ人アルフレッドとあわせて四人の視点が交互に語られ物語が進んでいく。 それぞれが抱えている心の痛み、秘密は何なのか、無事に目的地につけたとしてその先はどうなるのか、最後まで一気に読んでしまった。 目の見えない少女イングリットや優しくて強い靴職人の老人など、それぞれの登場人物もとても魅力的だった。

Posted by ブクログ

2021/03/06

第二次大戦末期(1945年1月)、ソ連軍の侵攻によりドイツの敗戦が確実となったころ、ドイツ客船<ヴィルヘルム・グストロフ号>が民間人や傷病兵ら1万人を超える避難民を収容(定員の10倍以上)し、凍てつくバルト海へと出航しますが、ソ連潜水艦の魚雷攻撃を受け瞬く間に沈没、7千人以上(約...

第二次大戦末期(1945年1月)、ソ連軍の侵攻によりドイツの敗戦が確実となったころ、ドイツ客船<ヴィルヘルム・グストロフ号>が民間人や傷病兵ら1万人を超える避難民を収容(定員の10倍以上)し、凍てつくバルト海へと出航しますが、ソ連潜水艦の魚雷攻撃を受け瞬く間に沈没、7千人以上(約5千人は子ども)が犠牲となる海難史上最大の悲劇となりました。 この戦争という怪物の犠牲となり、家族と故郷を失い、国を追われた人々の姿を描いた優れた児童文学作品です。過酷な状況下での人の強さと優しさを,しみじみと教えられました。

Posted by ブクログ

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