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オリンピックがやってきた 1964年北国の家族の物語
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オリンピックがやってきた 1964年北国の家族の物語
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
オリンピックのお話か??と見せかけて、 全然そんなことはなく、オリンピックを迎える時代の人々のお話でした。
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昭和39年(1964年)の、青森県に住む平凡な前田一家の日常と、戦後の歴史を感じさせる「奥さま」とおトキの物語。 作者はこの年生まれなんですね。 カラーテレビに駄菓子屋、花嫁修行、押し売り、養老院、という言葉に昭和の匂いがしてきます。 おトキさんの話には胸が締め付けられましたが、...
昭和39年(1964年)の、青森県に住む平凡な前田一家の日常と、戦後の歴史を感じさせる「奥さま」とおトキの物語。 作者はこの年生まれなんですね。 カラーテレビに駄菓子屋、花嫁修行、押し売り、養老院、という言葉に昭和の匂いがしてきます。 おトキさんの話には胸が締め付けられましたが、こういう人も身近にいたのかもしれません。 私は前田家の小学生、民子と、太田るみ子を描いた「ともだち」が面白かった。今なら陰湿なイジメに発展するであろうシチュエーションが、なぜそうならなかったのか。良し悪しは別にして、るみ子のたくましい生き方。ここに昭和の秘密があるような気がして。
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1964年、オリンピック開催直前の青森で暮らす人々の話。 青森版3丁目の夕日的なストーリー。 西洋の奥さまと女中のおトキ、前田家の面々、みんな田舎町でのんびり暮らしている。 奥さまはタロットカードで近所の人の悩みを解決したり、前田家の孫娘民子は、学校でたんぽぽ会なる仲良しグルー...
1964年、オリンピック開催直前の青森で暮らす人々の話。 青森版3丁目の夕日的なストーリー。 西洋の奥さまと女中のおトキ、前田家の面々、みんな田舎町でのんびり暮らしている。 奥さまはタロットカードで近所の人の悩みを解決したり、前田家の孫娘民子は、学校でたんぽぽ会なる仲良しグループに所属したり、カラーテレビを月賦で買った前田家の三男昭次はささやかな恋に胸をときめかせたり。 老人達の集まる長谷川医院の話、嘆き節が良かった。 私自身はまだ生まれる前、でも、なんとも懐かしい気持ちになる暖かな優しいお話でした。
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