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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/07/28 |
JAN | 9784101287843 |
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商品レビュー
4
615件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全六編の短編小説が全て違った方向で書かれたミステリー作品である。これは先日読んだ『真実の10メートル手前』と似たような方式であったが、『真実の10メートル手前』では同じ主人公が別々の話に登場すると言う形だったが、本書は本当に全く異なる作品が6つという形だった。 よくもこんな短い文章の中で心をざわざわさせるストーリーが描けるのかとただただ感心した。 全六編のうち私が1番好きだったのは「柘榴」である。 ある男を巡る女の争いを描いたものであったが、なんとも言えない気持ち悪さが残ったのである。続きを描こうと思えば、いくらでも書くことは出来たと思うが、敢えてあの書き方で終わらせる所に米澤さんの凄さが詰め込まれていると思った。 「関守」もブラックジョーク的な謎解きをしているうちに罠に嵌っていくストーリー性が秀逸だった。 星を1つ下げたのが、私の理解力が少ないのかもしれないが、本のタイトルになっていた「満願」が1番後残りが多い感じがして、モヤモヤのまま終わってしまった点である。 ここは様々な解説サイトも見てみようと思う。
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かなり前に読んで面白かった覚えがあり、内容うる覚えだったので再読。どの話も人間のじっとりした感情が理屈を超えた展開を作っていて面白い。
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「夜警」と「柘榴」、「万灯」が面白かった。 始まりの夜警に、全部持って行かれた感はある。短編とは思えないぐらいのトリックにびっくり。
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