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紅霞後宮物語(第六幕) 富士見L文庫

雪村花菜(著者), 桐矢隆

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/06/15
JAN 9784040723457

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紅霞後宮物語(第六幕)

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商品レビュー

3.7

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2023/09/14

面白かった。戦になったものの、小玉を出さない文林、そして文林と小玉の天然っぷりをすれ違いの根元に据えるところが、もやもやでもあり、面白いとも思う。まあ、王道だわな。開戦と皇太子問題、小説の展開のためにちゃんと問題を残しつつ、なおかつその場面をスッキリさせるというのは、良い手際。中...

面白かった。戦になったものの、小玉を出さない文林、そして文林と小玉の天然っぷりをすれ違いの根元に据えるところが、もやもやでもあり、面白いとも思う。まあ、王道だわな。開戦と皇太子問題、小説の展開のためにちゃんと問題を残しつつ、なおかつその場面をスッキリさせるというのは、良い手際。中年主人公カップルの老いもまた、主題に読めるところが、なんとも興味深い。そんなに重くもないロマンス度低めの政治ラノベという感じがとても良い。個人的にはもうすこしバトルシーンが多くてもいいが、なんせフィジカルに薄く、ページ数が少ない本なので、これぐらいか。この薄さでこの満足感はコスパ良いと思う。

Posted by ブクログ

2022/12/16

会話の中にしか出てこなかった丙が、満を持して初登場。 小玉との掛け合いもなかなか、小玉の養い子である鴻も懐ける見た目でなによりでした。 さて、そんな丙がなぜ登場したかというと、 隣国から侵攻され、和平交渉は決裂、 侵攻してきた国は優勢に押し返していたものの、 さらにもう一国が脇...

会話の中にしか出てこなかった丙が、満を持して初登場。 小玉との掛け合いもなかなか、小玉の養い子である鴻も懐ける見た目でなによりでした。 さて、そんな丙がなぜ登場したかというと、 隣国から侵攻され、和平交渉は決裂、 侵攻してきた国は優勢に押し返していたものの、 さらにもう一国が脇から攻め込み敵国へ加担、連合軍となったため防衛戦が本格化。 とうとう軍を率いて、皇帝の名代として、小玉が出征することとなったためでした。 小玉なりに、死ぬ覚悟をして。 裏切らないという誓約を忍ばせての人質として、丙を差し出す側面も。 差し出された丙は、知る由もないのが救いでしょうか。

Posted by ブクログ

2019/06/16

軍人皇帝の第六弾。 たしかにこの順で読むべきだった。 三人娘が結婚祝いのお礼に来たり、 皇子がかみついたり、 甥っ子を皇子と引き合わせたり、 後宮物語が書かれていたり(それはどうかと思うけど) と楽しそうな場面があれこれあった。 そして、戦いへ。

Posted by ブクログ

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