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地形で読み解く古代史
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地形で読み解く古代史
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
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2021/11/19:読了 面白かった。 河内王朝(河内の天皇)は、大阪の治水工事。巨大古墳はその治水工事と関連。 信濃川・利根川を結ぶ碓氷峠。関東の入り口としての群馬に、大豪族(上毛野氏)。房総半島(千葉)の古墳群は、先進の文物が碓氷峠、利根川を経由して房総半島に届いたから。 北九州の日田をヤマトの勢力が抑えたことが、神功皇后の北九州勢力の討伐(熊襲討伐)のキー。 蘇我時代までは、東国と蝦夷は敵対していない。藤原時代になり、東国の兵士(物部系、蘇我系)を蝦夷にぶつけ、自分に敵対する2つの勢力の潰し合いをさせた。
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日本書紀も歴史を反映していると考え、現地調査も踏まえて想像力で飛躍しながら古代について書かれた本。 きっと正しいことは分からないのだろうけど、歴史のIfを考えるとワクワクしますね。
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日本は中国や韓国と違って皇帝・王が君臨する、独裁者が現れるという時代が少なかったことが地形や日本列島の場所が影響しているという話は興味深かった。地形では、山がおおく地域が分断されており、それを独裁することが難しかった。また、日本列島が海に囲まれて侵略されにくかったことで、強力な中...
日本は中国や韓国と違って皇帝・王が君臨する、独裁者が現れるという時代が少なかったことが地形や日本列島の場所が影響しているという話は興味深かった。地形では、山がおおく地域が分断されており、それを独裁することが難しかった。また、日本列島が海に囲まれて侵略されにくかったことで、強力な中央集権がそこまで必要でなかった。 さらに、縄文時代には関東などの東の方が人口が多く栄えていたというのも新鮮な話であった。東の方が落葉樹で狩猟に適していたことが要因であるという。
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