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運のいい日 創元推理文庫

バリー・ライガ(著者), 満園真木(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2016/12/22
JAN 9784488208066

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商品レビュー

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2023/06/06

本シリーズのキャラクターが好きな人にはオススメの番外編。 ジャズとハウイー、ふたりとも境遇は特殊なのに互いに特別扱いしない。こういう関係大好きです。「乗れ、さもないと殺す」は名台詞でした。 あと、ビリーの異常性が怖すぎて、病みつきになりそうです。町に溶け込んでる辺りがものすごく怖...

本シリーズのキャラクターが好きな人にはオススメの番外編。 ジャズとハウイー、ふたりとも境遇は特殊なのに互いに特別扱いしない。こういう関係大好きです。「乗れ、さもないと殺す」は名台詞でした。 あと、ビリーの異常性が怖すぎて、病みつきになりそうです。町に溶け込んでる辺りがものすごく怖い。このヘマが無かったら絶対捕まらない気がする。 こんなに違和感なく、すんなり翻訳文を読めたのは、初めてだったかも。翻訳者さんに感謝。

Posted by ブクログ

2020/09/11

ヤングアダルトっぽいが、嫌な感じがしなかった。何か枠組みがあって、その範囲内で書いてる感じが見えると冷めちゃうけど、普通に良かった。わかったぞ。「大人のイメージするポカリスエットのCMの世界観」がうんざりするんだな。あたしたちってえ、若いから特別でしょ?いいえ。 この作品は主人公...

ヤングアダルトっぽいが、嫌な感じがしなかった。何か枠組みがあって、その範囲内で書いてる感じが見えると冷めちゃうけど、普通に良かった。わかったぞ。「大人のイメージするポカリスエットのCMの世界観」がうんざりするんだな。あたしたちってえ、若いから特別でしょ?いいえ。 この作品は主人公の父ちゃんが殺人犯でいわゆる脛に傷を持っているのだが、その描き方もいやらしくなく、「現実の高校生」に近く、1人1人生まれや環境にいたぶられて、傷付いて悩んでる様子がうまく表現され、見事だ。なぜ、皆こういう風に書けないのかな。

Posted by ブクログ

2019/04/24

ジャスパー・デントシリーズの前日憚となる短編集。 特にネタバレはないのでシリーズの箸休めに読んでもいいかもしれないが、より余韻を味わいたいなら完結後がおすすめ。 ジャスパー・ハウイー・コニ―・タナ―を主人公にした話が収録されてるが、中編のタナ―を除いてはページ数の短い短編(ジャ...

ジャスパー・デントシリーズの前日憚となる短編集。 特にネタバレはないのでシリーズの箸休めに読んでもいいかもしれないが、より余韻を味わいたいなら完結後がおすすめ。 ジャスパー・ハウイー・コニ―・タナ―を主人公にした話が収録されてるが、中編のタナ―を除いてはページ数の短い短編(ジャズは掌編といっても差し支えない)なのでさらっと読める。 友人と学校生活を送り、家族に囲まれ、平凡な日常を過ごしてるジャズたちの姿になんだか安心する。 そしてハウイーとコニ―がすごくいい子。 特にコニ―だが、人種の違いから来る劣等感(ほどいかない負い目)が、短いフレーズで的確に表現されているのに舌を巻く。 「だれも私の目を羨ましがらない。 だれも私の髪を羨ましがらない。」 長々と分量を費やさなくても、思春期のコニ―の寂しさを詰め込んだ、この二行にハッとさせられた。 ジャスパーが殺人鬼の息子だと知っても、彼を思い続ける芯の強さと聡明さには改めて惚れ直した。 ハウイーのハロウィンの話は終始スラップスティックなノリで、初体験にかける彼の試行錯誤が書かれているが、ラストシーンでは彼の抱えた運命の過酷さに感じ入る。 ジャズがハウイーの明るさに救われているのは真実だが、ハウイーの方も自分の病を知りながら特別扱いしないジャズの存在に救われ続けており、二人は対等な親友なのだなと痛感する。 最後はタナ―が主人公で、ロボズ・ノッドの保安官選挙と殺人事件の捜査が絡めて語られる。 妻に先立たれたタナ―の寂寥とした心情が、平易だが非情に巧みな比喩やエピソードに象徴されて印象深い(取り違えが伏線になってるのも上手い) 本編でもジャズの理解者にして助言者な頼れる大人として好印象を持ったが、この短編を読めば彼をもっと好きにならずにいられなくなる。 娑婆を闊歩していた頃のビリーの人となりも語られるが、不満を挙げるなら、ビリーを追い詰めたのがタナ―の綿密な推理や周到な捜査によるものでなく、ビリー自身の落ち度な点。 自己顕示欲に負けたビリーが勝手にボロを出して自壊した感じなので、もっとバリバリ捜査して、真相に近付いていくタナ―が見たかった。

Posted by ブクログ

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