お菓子探偵ハンナ第１７弾。 あらすじ 　雷雨の中、車を運転していたハンナは男性をはねてしまう。男性は死亡、ハンナは拘留されてしまう。保釈金で釈放されたものの、男性の身元はわからない。さらに、彼は亡くなる寸前、殴られていたことがわかる。一方、末娘の友人、カーリーの姉が十年以上ぶりに戻ってきた。しかし、カーリーは本物の姉ではないと考えている。 　そんな中、ハンナの姉、ドロレスの結婚式が近づいているが、ドロレスは口を出しては計画をゼロに戻すのだった。 　ハンナには次々とトラブルが降りかかるなー。男性をはねてしまった事件も大変そうだけど、一番印象に残ったのは、母親の結婚式だな。舞台が田舎だから結婚式場みたいなのがないのかな。それとも日本とアメリカの文化の違いなのかな。家族でほぼ手作りだから大変だ。まさに一大事。さらに母親はドレス、お花、料理全てにこだわりがあるし、完璧さを求めるから、今回は事件がなくても一冊の本になりそうな忙しさだった。そんな中、次々と新しいクッキーのメニューを取り入れていくハンナのポジティブさが面白かった。

図書館で。 ハンナ、交通事故を起こすの巻。交通事故は怖いなぁとか、結構リアルで読んでいてブルーになりました。今までどこか他人事だったハンナさんも、当事者になってこれから懲りるかな～と思ったけれどもそうでもない感じ。 謎解き部分は珍しくハンナさんが良いカンで、逃げてきた女の子と被害者の関係を察したりしましたが、ワルモノが追いかけてくるのはちょっと出来すぎのような。ま、それも含めて様式美なのかもしれませんが。