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海と月の迷路(下) 講談社文庫

大沢在昌(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/10/14
JAN 9784062935098

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商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2023/12/06

軍艦島の暮らしに興味があって、書籍を探していて本書に辿り着きました。大沢在昌さんの小説は初だったのですが、失礼ながら大して期待せずに読み始めたところ、期待を裏切っていやー面白かったです。 創作ではありますが、こんな感じの暮らしだったんだろうな、という描写がやけにリアルで、楽しめま...

軍艦島の暮らしに興味があって、書籍を探していて本書に辿り着きました。大沢在昌さんの小説は初だったのですが、失礼ながら大して期待せずに読み始めたところ、期待を裏切っていやー面白かったです。 創作ではありますが、こんな感じの暮らしだったんだろうな、という描写がやけにリアルで、楽しめました。

Posted by ブクログ

2023/06/30

「昭和30年代…24歳の荒巻巡査…」という回顧談の内容が物語本編である。 荒巻巡査が赴任したH島は、実に独特な環境の、高層住宅が入組んだ迷路のような場所だった。炭鉱を営む会社の職員、会社との契約で働く炭鉱に入る鉱員、下請け業務に携わる組夫、そういう人達の家族、商店や飲食店に携わる...

「昭和30年代…24歳の荒巻巡査…」という回顧談の内容が物語本編である。 荒巻巡査が赴任したH島は、実に独特な環境の、高層住宅が入組んだ迷路のような場所だった。炭鉱を営む会社の職員、会社との契約で働く炭鉱に入る鉱員、下請け業務に携わる組夫、そういう人達の家族、商店や飲食店に携わる人達、医療機関の仕事に携わる人達、公務員や一部の家族という5千人余りが密集して住んで居る場所でもある。荒巻巡査は、赴任して以来、少しでも早く馴染んで行こうとしながら、先任の岩本巡査と共に勤務を続けていた。 或る日の夕方、鉱員の娘である女子中学生が帰宅しないという騒ぎが起こった。島での様々な出来事に際しては、働く人達のトラブルを収める鉱山会社の総務課の下に在る外勤係が色々と動き回っていた。その外勤係も警察―荒巻、岩本の両巡査―も動いたが、中学生の少女は見付からない。 そして一夜明ければ、中学生の少女は遺体で発見された。事故という見立てとなった。その死を巡って波紋が広がる。ここで話題になったのは、8年前にも女子中学生の死亡事故が発生していたということである。そして「不思議な共通項?」ということになる。荒巻巡査は密かに調べようとするのだ。 荒巻巡査の周囲では、この事故死に纏わる調査の他にも、幾つかの波紋が起こるのだが、それでも荒巻巡査はこの「禁断の捜査」に取組むことになる。その行方は如何に、というのが本作の物語の肝である。 二転三転し、意外な事の真相が少しずつ解き明かされる。その様が非常に興味深い。これは一寸夢中になれる作品だ…

Posted by ブクログ

2022/10/21

吉川英治文学賞 単行本の後、講談社ノベルスで一度出版された後、文庫化。 ノベルスっぽいストーリー展開だが、熟練の文章で一気読み。久しぶりのミステリー面白かった。舞台が軍艦島というのも、好奇心をくすぐる。

Posted by ブクログ

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