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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/09/15 |
JAN | 9784062934978 |
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商品レビュー
4.2
396件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【2024年82冊目】 アパートの一室で女性の腐乱死体が発見された。部屋の住人と女性の関係はわからず、住人は行方不明となっていた。警視庁捜査一課の松宮は、被害者の女性が、中学の同級生で演出家の浅居博美を訪ねて上京したことを突き止める。しかも博美は、日本橋署の刑事で松宮の従兄である加賀恭一郎の知り合いだった。加賀の過去にも触れるシリーズ第十作目。 シリーズ作とはわかりつつ、まあシリーズの途中から読んでもわかるやろと思ったので今作を手に取りました。若干の既視感があったので、もしかしたら昔に読んだことがあったかもしれません。 メインとなるキャラクターはそんなに多くないのですが、偽名だったり、結婚して性が変わっていたりと、ちょっと気を抜くと誰が誰だっけ…みたいになりました。 東野圭吾さんがたびたびテーマとして「無償の愛」を書かれているような気がしますが、今作も正に無償の愛が悲しい事件を引き起こした話で、なんともやり切れないなぁ…と思いました。そばに居るのではなく離れることで愛する者を守ろうとした二人の男女が一時でも交錯したのは、そういう運命だったんでしょうか。切ない〜。 映画原作なので、阿部寛さんと松嶋菜々子さんを想像しながら読めました。
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物語の構成、特に人物関係が複雑で、途中何度も読み返していましたが、終盤ではこれまでの複雑さとストーリーの疑問がすーっと解けました。 加賀恭一郎にとって、また読者にとっても大きなマイルストーンとなる加賀恭一郎シリーズの一作となのではないでしょうか。 希望の糸が楽しみです。
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加賀恭一郎の母に関する蟠りは、消えたのだろうか あの手紙を加賀の父にも読んでもらいたかった そして、悲しすぎるお話でした。お父ちゃん… 心がぎゅうっと締め付けれるような、苦しい内容 でも、よかった
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