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猫には推理がよく似合う
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猫には推理がよく似合う
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商品レビュー
3.2
18件のお客様レビュー
序盤の仕掛けについては、直にそのカラクリがわかるのだけれど、そのまま続くかと思いきや、何やらドタバタ、さらに混迷を極めていく。最後は「あとかたづけ」と言った感じで現実世界へ引き戻されていく。「螺旋の底」も終盤手前までのファンタジックな雰囲気が最後でガラリと変わるが、こちらもそんな...
序盤の仕掛けについては、直にそのカラクリがわかるのだけれど、そのまま続くかと思いきや、何やらドタバタ、さらに混迷を極めていく。最後は「あとかたづけ」と言った感じで現実世界へ引き戻されていく。「螺旋の底」も終盤手前までのファンタジックな雰囲気が最後でガラリと変わるが、こちらもそんな感じでした。「まさかの」種明かしに賛否両論あるのはある意味納得。
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※このレビューにはネタバレを含みます
他の方のレビューが厳しめだったのでどんな感じかなと思っていたけれど、結構おもしろかった! 確かに、題名と冒頭の入りだと、読み進めていくうちに『思ってたのとちがうー‼︎』ってなりそうな気はする。 けれど、これはこれで面白いかもと受け入れていくとスラスラと読める。 中盤からいろんな問題が混み合ってくるので、一体どれがこの本の核となる事件なのだろうかと悩んでくるが、『これがメインの事件なのかー!』とわかってからのラストまでがまさかの展開で、ページをめくる手が止まらない! 結局、およそ高い確率で澤が犯人だろうと言うかんじでこの事件の話は終わるので、椿の事件はスッキリしない終わり方だなと感じた。 ただ、読めば読むほどスコティが可愛くってたまらなかった。 しかし、、 エピローグを読む限り、やっぱりスコティは人間語が話せるんじゃないのだろうか。 そう考えたら、椿のあのノートに書かれている事も全部が全部妄想というわけではないわけで、、、 猫が話せるなんて言ったら、そりゃ精神的におかしいと言われるだろう。 なんでスコティは椿に話しかけたんだろう⁇ もしかしたら、椿が精神を病んでいたことを知ったからだったりして… もしスコティの事をバラされても、椿がおかしいって言われて猫を疑う人はいないだろうし。 もしかしたら、椿の病気が再発したのはスコティが話しかけたのがきっかけかも…? とか考えると、なんか怖い話だなと思った。
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著者は1947年生まれの弁護士。 60歳を機に執筆活動を開始したとのこと。 この辺りの経歴には興味があるが、詳細は不明。 2020年11月23日、読了。
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