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若山牧水歌集 岩波文庫

若山喜志子(著者), 伊藤一彦(編者)

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定価 ¥891

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1936/01/01
JAN 9784003105214

若山牧水歌集

¥660

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2023/04/12

多作であることにまず驚く。作者の自然に対する憧憬が現れた作品が多く好感が持てた。 しかし、中にはこのような驚きの歌がある。 月の夜や裸形(らぎょう)の女そらに舞ひ地(つち)に影せぬ静けさおもふ

Posted by ブクログ

2021/04/10

牧水の若い時の歌は知っていたが、壮年期の歌もしみじととして良いことを知った。 「わが屋根に俄かに降れる夜の雨の音のたぬしも寝ざめてをれば」「児等病めば昼はえ喰はず小夜更けてひそかには喰ふこの梨の実を」「人の世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにのたのしみ」「啼きすます小鳥は一羽...

牧水の若い時の歌は知っていたが、壮年期の歌もしみじととして良いことを知った。 「わが屋根に俄かに降れる夜の雨の音のたぬしも寝ざめてをれば」「児等病めば昼はえ喰はず小夜更けてひそかには喰ふこの梨の実を」「人の世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにのたのしみ」「啼きすます小鳥は一羽あたりの木ひかりしづまり小鳥は一羽」「いつしかに涙ながしてをどりたれ命みじかしと泣きて踊りたれ」「居すくみて家内しづけし一銭の銭なくてけふ幾日経にけむ」「鉄瓶を二つ炉に置き心やすしひとつお茶の湯ひとつ燗の湯」「いる椎のはぜて飛びぬればいにしへのわらはべの日の驚きをしつ」「妻が眼を盗みて飲める酒なれば惶て飲み噎せ鼻ゆこぼしつ」

Posted by ブクログ

2021/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リフレインが効果的に使われている歌が多いと思いました。 「草ふかき富士の裾野をゆく汽車のその食堂の朝の葡萄酒」 「の」を介し、ズームアップしていって、最後に落ち着くのが葡萄酒。 「朝から飲むんかい!」とツッコミを入れたくなる歌でした。

Posted by ブクログ

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