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図書館ホスピタル
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図書館ホスピタル
¥550
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商品レビュー
3.7
30件のお客様レビュー
私設図書館に勤務することになった悦子。 元気と体力があることだけが取柄で本も読まない。 図書館は、図書館ホスピタルと呼ばれいて悩みや元気のない人が訪れ、職員が本を勧めて、その人の悩みを解決していく。 著者は大学図書館勤務とのこと。 仕事内容は正確に描写されていると思う。 けれど...
私設図書館に勤務することになった悦子。 元気と体力があることだけが取柄で本も読まない。 図書館は、図書館ホスピタルと呼ばれいて悩みや元気のない人が訪れ、職員が本を勧めて、その人の悩みを解決していく。 著者は大学図書館勤務とのこと。 仕事内容は正確に描写されていると思う。 けれど、設定に無理があると思う。 現実を理解されていると思うからこそ、図書館の仕事はそんなに簡単ですか?と著者に問いたくなりました。
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その病院の院長は本が好きだった。だから病院内に図書室があり、専任の司書もいた。 やがて高齢の院長は天寿を全うし、その病院は跡継ぎがいないために閉鎖された。 しかし院長は遺言を残していたのだった。それに従い、病院跡地に私設の図書館が設立された。その私設図書館を人は【図書館ホス...
その病院の院長は本が好きだった。だから病院内に図書室があり、専任の司書もいた。 やがて高齢の院長は天寿を全うし、その病院は跡継ぎがいないために閉鎖された。 しかし院長は遺言を残していたのだった。それに従い、病院跡地に私設の図書館が設立された。その私設図書館を人は【図書館ホスピタル】という……。 本作品はその図書館ホスピタルに新任として入職した元木悦子さんの成長物語。 「本は人の悩みを解決する力がある」 と、読書療法だとか読書の効果がテーマです。 そういう意味で、病院に図書室を設けるとはいいアイディアですね。 現在、図書室がある病院はどれくらいあるのでしょうか。 場所を取るのとか管理も大変だし、専任の司書を置くのはもっと大変です。 現状は少ないのでしょうが、今後読書療法の概念が普及して病院図書室が増えていくといいですね。 読書療法がテーマになっているだけあって、本作品でも元木悦子さんが本を勧められたり勧めたりするシーンが出てきます。幸いそれらのお勧めは適切だったわけですが、現実には適切な本を勧めるのは思うほど簡単ではないと思われます。人から勧められた本がつまらないと思ったり、逆に、自分が人に勧めた本が役立たなかったりすることもあると思います。そういう失敗の経験を積んで良き本の紹介者になっていくのです。私を含めて図書館司書の資格を持っている皆様もそういう存在を目指していきましょう! OLDIES 三丁目のブログ 【図書館ホスピタル】三萩せんや https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/12/16/200834
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「図書館」と名が付けばついつい手に取ってしまう。癒し系の本。もちろん中でいろいろな本も紹介されており読み返したくなるが、詳しく書かれているわけではない。主人公、元気が取り柄の悦子は、本が好きなわけでもないが縁あって図書館に就職。徐々にやりがいを見つけていくお話。 「本はページをめくっていかないと読めない。あらすじはあるが、自分で読んでみないと実際はわからない。何でもやってみないとわからない」「読んでるとそうそう、それ!みたいな言葉に出会うことがある」←まさに、思ってること!
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