1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

ルポ アフリカに進出する日本の新宗教

上野庸平(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,650

¥1,375 定価より275円(16%)おトク

獲得ポイント12P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/24(水)~4/29(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 花伝社
発売年月日 2016/07/01
JAN 9784763407849

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/24(水)~4/29(月)

ルポ アフリカに進出する日本の新宗教

¥1,375

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.7

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブルキナファソ在住の著者が現地で日本(や韓国)の新宗教の信者を取材した本。 きちんとインタビューに答えてくれる人はどうしても熱心な信者が多いのか、哲学的な関心を主に語ってくれていたでようある。しかし、幸福の科学の章などでその片鱗が見られたように、実際には現世利益、もっといえば奨学金などが目当ての場合もあるはずで、こういった信徒の声も聞きたかった。 創価学会と日蓮正宗の喧嘩まで進出していたのにはさすがに笑ってしまった。

Posted by ブクログ

2019/06/03

 「学術的な批判に耐えられるものではない」(p.7)とあらかじめ予防線を張っていて、宗教自体の政治的機能や宣教・布教における植民地主義の問題などに対して、極めて能天気で無邪気なのだが、アフリカ諸国で日本ではお馴染みの新興宗教(創価学会、統一教会、崇教真光、真如苑、幸福の科学など)...

 「学術的な批判に耐えられるものではない」(p.7)とあらかじめ予防線を張っていて、宗教自体の政治的機能や宣教・布教における植民地主義の問題などに対して、極めて能天気で無邪気なのだが、アフリカ諸国で日本ではお馴染みの新興宗教(創価学会、統一教会、崇教真光、真如苑、幸福の科学など)が浸透・定着している姿を「現場」の視点から活写している点で、他に類を見ない貴重なレポート。イスラム・キリスト二大宗教のような伝統的宗教では満たされない人々の信仰心の受け皿として機能する一方、「豊かになりたい」という現世利益への手段という側面が露呈しているのは、「先進国」と同様の近代化過程の必然的現象で、新興宗教が拡大する普遍的なパターンが繰り返されていることがわかる。それにしても、ブルキナファソやガーナにまで創価学会と日蓮正宗宗門の対立が持ち込まれ、当地の信者に歪みと亀裂をもたらしているのは衝撃だった。

Posted by ブクログ

2019/02/25

アフリカは物理的にも心理的にも日本から遠い。そんなアフリカで日本の新興宗教を信仰する人たちがいる?というのは驚きだ。 まず思ったのは縁の不思議。いろんな人の人生が交錯し、様々な国を経由して、アフリカと日本が新興宗教を媒介にして繋がっている。日本の新興宗教がアフリカで広まる文化的...

アフリカは物理的にも心理的にも日本から遠い。そんなアフリカで日本の新興宗教を信仰する人たちがいる?というのは驚きだ。 まず思ったのは縁の不思議。いろんな人の人生が交錯し、様々な国を経由して、アフリカと日本が新興宗教を媒介にして繋がっている。日本の新興宗教がアフリカで広まる文化的・社会的背景もおもしろい。キリスト教が既に根付いていたり、現地の伝統宗教がアニミズムに馴染みがあったり、戦争による人口移動や貧困、などなどの要素が、信仰の広がりに影響している。現地の伝統宗教よりも日本の新興宗教のほうが教えが論理的だから魅力的に映る、というも興味深い。オウム真理教の信者が似たようなこと言ってた気がする。 アフリカの人たちの宗教に対するスタンスは、見習うところがあるかもしれない。コロコロ宗教替えるなんて日本では考えにくい。著者も書いているけど、日本人は宗教に対して構えすぎる。即物的なご利益を求めて気軽に信仰していいのかも。日本ではしばしば、宗教を信仰してる人は変わり者扱いされる。それに対して、アフリカでは宗教を信仰することはマジメさの現れ。昔は日本でも真摯に宗教を考えていた人は尊敬の対象だったと思う。 この本では、日本で起きてるような新興宗教の問題は書かれてない。問題がない訳じゃないと思うけど、貧しさという背景は大きいかもしれない。日本の信仰宗教は、アフリカの貧しさ故に信者から金を引っ張ることができない。その結果、宗教としてまっとうに見えてしまう。日本は小金持ちが多いからいろいろ問題が起こるのかも。経済的豊かさと宗教的まともさは反比例するような気がする。 もしかすると今のアフリカに於ける布教は投資なのかもしれない。将来アフリカが大きな経済発展を遂げた時、日本の聖地にお布施として大きな利子が付いて還ってくる可能性もなくはない。中の人がそんなことまで考えてるかどうかわからないが。 ガーナにおける日蓮と創価学会の確執はおもしろい。アフリカにまで対立関係持ち込まなくても、と思うけど傍から見てる分にはおもしろい。創価学会は仏教である。当たり前だけど、そう書いてあって思い出したのが、ジャズ・ピアニストのハービー・ハンコック。彼は仏教を信仰しているのであって、それがたまたま創価学会だった、ということなのかもしれない。新興宗教といっても、土台にあるのは仏教やキリスト教など既存の宗教であることが多いのだから、信仰の本質はそちらにあるはずだ。少なくとも、アフリカの人達からそう見えているのは新鮮だった。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品