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死すべき定め 死にゆく人に何ができるか

アトゥール・ガワンデ(著者), 原井宏明(訳者)

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定価 ¥3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2016/06/01
JAN 9784622079828

死すべき定め

¥770

商品レビュー

4.7

48件のお客様レビュー

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2024/04/16

この本は2年前にある本屋さんの企画で『一万円選書』と言う、本屋さんの質問に答えて人物をわかってもらったうえで、お勧めの本を1万円分チョイスしてもらうと言うのに応募して紹介された本である。 その時に読み始めたものの、途中までで読破しないまま本棚に置いていた。 再度最初から読んでみよ...

この本は2年前にある本屋さんの企画で『一万円選書』と言う、本屋さんの質問に答えて人物をわかってもらったうえで、お勧めの本を1万円分チョイスしてもらうと言うのに応募して紹介された本である。 その時に読み始めたものの、途中までで読破しないまま本棚に置いていた。 再度最初から読んでみようと思いたち、読み始めたものの最初は米国における今から40年前の高齢者施策がずっと並んでいて引き込まれることもなかった。やはり自分の読みたい本ではなかったのかなと思いつつ中盤にさしかかるとグングンと迫ってくるモノを感じ、涙しながら読む頁も増えて、一気に読み終えてしまった。 本の中にあった主治医が患者に言った「私は心配しています」のシーンで何と素晴らしい言葉だろうと感心した。 相手に押し付けるでもなく、自分を気取るでもなく、でも相手の心を安心させるんじゃないかなと読んだ瞬間感じたし、普段の生活の中でも取り入れてみたいとも思った。 この本はこの先も何度となく読み返してみたくなる本だなとも思い、この本を紹介してもらった本屋さんにも感謝している。教 老と最期をどう迎えるかはやはり人類のテーマだと思った。2年前の自分と今の自分も変化しているし、その都度で本から感じ取る事柄も変化するのかなと思ったりする。

Posted by ブクログ

2024/01/18

これはぜひ超高齢化社会を生きる日本人全員に読んでほしい。 終末期医療にかかわる筆者が、自らみとった患者の例を共有しながら理想のターミナルケアとは何かを論じる。 例えばがんを宣告されたとしよう。しばらく闘病したのち、打てる手はすべて打って、予後が不良で余命間もないとしよう。主治医が...

これはぜひ超高齢化社会を生きる日本人全員に読んでほしい。 終末期医療にかかわる筆者が、自らみとった患者の例を共有しながら理想のターミナルケアとは何かを論じる。 例えばがんを宣告されたとしよう。しばらく闘病したのち、打てる手はすべて打って、予後が不良で余命間もないとしよう。主治医が「最後の手段はこちらの新薬です、もしかしたら効くかもしれない(効かないかもしれない)」と提案して来たとして、どこまで戦うべきなのだろうか。それは自分の年齢にもよるかもしれない。若ければ若いほど、治る可能性にかけてしまうかも。でもそれは最善の選択なのだろうか。きかなかった場合は?病院のベットで独り弱りながら最後には口もきけなくなって死んでいくのか、それとも自宅で家族とともに最後の時を過ごすのか。 大事なのは「自分にとって何ができなくなったら死んだ方がましなのか、どれだけつらくても何ができれば生きていられると思うか」を家族と共有しておくことだという。例えば食べるのが好きなわたしなら、ものを食べたり飲んだりできなくなったら死んだ方がまし。逆に大好きなチョコレートを食べられるなら苦痛の中でも生きていられると思う。 自分の最期なんてずっと先のことと思うが、その時のために今できることは「自分にとって何ができなくなったら死んだ方がましなのか、どれだけつらくても何ができれば生きていられると思うか」を探しながら生きていくことなのかもしれない。

Posted by ブクログ

2023/06/09

終末期を迎える人達に対して、医療が出来ることは延命。それを否定するかのような内容がこの死すべき定めには書かれていて誰しもが必ず訪れる死をどのように受け入れ過ごすべきかのヒントを教えてくれる。

Posted by ブクログ

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