- 書籍
- 文庫
バビロン(Ⅱ)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
バビロン(Ⅱ)
¥330
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.1
35件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
序盤は、法律のことだったり難しい話が続いていたのでぼーっと読んでて、愛ちゃんのこと忘れてたら、可哀想な精神科医の叔父登場。愛ちゃんの中学時代の話、もう異常すぎる。愛ちゃん催眠術師かと思ってたら、根っからのサキュバス体質だったのね。そんなのチートじゃん。「悪いことだわ、、」って憂いながら、人を気持ちよく自殺に追い込む愛ちゃん。怖い。素敵。好き。 九字院さん亡くなってしまって残念。愛ちゃんと九字院さんの絡み見たかったな。 最後は正﨑さんと一緒に「まがせぇーーー」ってなったわ。もう勇者正﨑はボロボロよ。次回、魔王愛ちゃんとの戦いが楽しみ。
Posted by
純粋悪。 この言葉が似合うキャラクターは曲世愛の他には、ばいきんまんくらいじゃないか。 高い思考力はあっても思想はない。悪を為すこと自体が目的で、理解も共感も出来ない。それで特にアニメは評価が真っ二つに分かれてたと思う。 でも、理解出来ないものに理解を示すことがフィクション...
純粋悪。 この言葉が似合うキャラクターは曲世愛の他には、ばいきんまんくらいじゃないか。 高い思考力はあっても思想はない。悪を為すこと自体が目的で、理解も共感も出来ない。それで特にアニメは評価が真っ二つに分かれてたと思う。 でも、理解出来ないものに理解を示すことがフィクションへの取り組み方だと捉えれば、私はこの作品が自分自身に与えた影響は大きいと思っている。
Posted by
本書を読み終わって、放心状態のまま感想を書いていたのですが、マウス操作を誤って全て消去されてしまって、さらに放心状態が重なっています。かなりの長文を書いていただけに、思わず声を出してしまいました。夜の10時を過ぎていますが、別室でまだ仕事をしていたカミさんにも「どうした?」と驚か...
本書を読み終わって、放心状態のまま感想を書いていたのですが、マウス操作を誤って全て消去されてしまって、さらに放心状態が重なっています。かなりの長文を書いていただけに、思わず声を出してしまいました。夜の10時を過ぎていますが、別室でまだ仕事をしていたカミさんにも「どうした?」と驚かれ、迷惑をかけてしまいました。 本書は、「死」についてと、「正義とは何か」と「悪とは何か」についてをテーマにした小説です。こんなテーマで小説を書きなさいと言われても、本書のような作品には到底及ばない自信があります。私の想像を大きく超えた物語を突きつけられました。 本書で展開される出来事は、冷静に考えると荒唐無稽と言えるほどあり得ないようなものですが、本当にそんな出来事が起こりそうな現実感を与えているのは著者の力量のなせる技だと思います。 登場人物たちを好きにならずにいられない、会話や、仕草が描写され、感情移入してしまいます。そんな信頼関係を読者と作っておきながら、ラストに至る展開はもう、心かき乱されます。傷に塩、鞭の連打、全身が痛風の発作、のような衝撃を受けて放心状態になってしまうということです。 なるべく、ネタバレにならないように本書の魅力を語ったつもりですが、訳がわからないですよね。 平山夢明さんの作品と同様、取扱注意の作品です。 そして、忘れられない作品にもなりましたし、大好きな作品にもなりました。
Posted by