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ぼくは君たちを憎まないことにした
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ぼくは君たちを憎まないことにした
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商品レビュー
3.9
18件のお客様レビュー
奥さんをテロ事件でなくした人の物語 テロ後から17ヶ月の息子とどう過ごしたのか、2週間の記録になっている 受け入れられない感覚が、息子の生活リズムによって正される 理不尽さで生じた怒りはどこにいったのだろうか?怒りを感じられないぐらい忙しいのか もっと怒っていいのではないかと感じ...
奥さんをテロ事件でなくした人の物語 テロ後から17ヶ月の息子とどう過ごしたのか、2週間の記録になっている 受け入れられない感覚が、息子の生活リズムによって正される 理不尽さで生じた怒りはどこにいったのだろうか?怒りを感じられないぐらい忙しいのか もっと怒っていいのではないかと感じた
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幼子を抱えたまま最愛のパートナーを突然失う。そのまさにその時、心に何が起こるのか、周りがどのように見えるのか。本書は、それらについての、1つの証言である。これを評することはできない。ただ耳を傾けるばかりだ。
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テロ被害に遭った当事者と、周りとの意識のズレを考えさせられる1冊でした。 特に印象的だったのは、著者の妻がパリの同時多発テロで亡くなってしばらくしてから、子どもの保育園のいわゆるママ友たちが、代わる代わる料理を作って持たせてくれる場面。 ママ友たちは心の底からの善意でしている...
テロ被害に遭った当事者と、周りとの意識のズレを考えさせられる1冊でした。 特に印象的だったのは、著者の妻がパリの同時多発テロで亡くなってしばらくしてから、子どもの保育園のいわゆるママ友たちが、代わる代わる料理を作って持たせてくれる場面。 ママ友たちは心の底からの善意でしていることだけど、著者やその息子にとっては、負担になっていくところが、すごく考えさせられた。何が正解なんだろう… 原文がフランス語だから、日本の本にはあまりない表現もあったりしたけど、著者の悲しみや、それでも"憎しみを抱かない"姿勢が伝わってきて、胸が痛くなりました。
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