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ゆうだちのまち
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ゆうだちのまち
¥550
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
「ある夏の午後、おとうさんと買い物に出かけたゆきちゃん。すると、まっさおだったそらがみるみるうちに暗くなり、雨がふり始めます。晴れの日とはちがった街の様子を描きます。五感で夕立を楽しむ絵本。」
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おとうさんとゆきちゃんは、お買い物にでかけます。 セミの声にかこまれながら公園を通り抜け、商店街へ。 そのうちゆきちゃんの影がなくなり、空は灰色の雲。 ぽつん ぽつんとあめが落ちてきて しだいに勢いよくざあざあと強い雨。 ゆうだちに町は大騒ぎ。 カフェでひと休み。 夕立の様子が...
おとうさんとゆきちゃんは、お買い物にでかけます。 セミの声にかこまれながら公園を通り抜け、商店街へ。 そのうちゆきちゃんの影がなくなり、空は灰色の雲。 ぽつん ぽつんとあめが落ちてきて しだいに勢いよくざあざあと強い雨。 ゆうだちに町は大騒ぎ。 カフェでひと休み。 夕立の様子がよくわかり、空の色の変化や土の匂いや葉っぱの先の水玉など自然の変化を絵とともに感じることができる。 いっしょに読み聞かせするのにも最適。
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私にとって、杉田比呂美さんは、柏葉幸子さんの「霧のむこうのふしぎな町」のリナのイメージが印象的で、どこか素朴で懐かしく温かい絵柄が好きなのですが、その印象は、この絵本でも変わりません。 内容は、夕立のごく短い時間における、「ゆきちゃん」の目まぐるしく変わる、子ども心に感じる素直...
私にとって、杉田比呂美さんは、柏葉幸子さんの「霧のむこうのふしぎな町」のリナのイメージが印象的で、どこか素朴で懐かしく温かい絵柄が好きなのですが、その印象は、この絵本でも変わりません。 内容は、夕立のごく短い時間における、「ゆきちゃん」の目まぐるしく変わる、子ども心に感じる素直な気持ちを、ただ描いているだけなのですが、驚いたり、喜んだり、不安になったりと、そのコロコロと変わる子どもの可愛らしさが、リズミカルな文体と、時にコマ割りで動きをつけて、みずみずしく表現されております。 そのゆきちゃんの心境は、まさに、子どもの心の中を、そのまま覗き込んでいるかのように思われて、児童文学に携わる人は、大人なのに、子ども心を、とても理解されているのだなと、当たり前のことかもしれませんが、改めて、実感いたしました。
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