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テレヴィジョン・シティ 新装版 河出文庫

長野まゆみ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/04/06
JAN 9784309414485

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商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

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2023/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大好きな小泉悠氏がその世界観に圧倒されたと語っていた事から、何の予備知識もなく図書館で借りて読み始めた。 この作品を読むには私は歳をとりすぎていた感あり。小泉悠氏のお勧めとブクログの星の数、そして図書館の返却期限が無ければ数頁で投げ出してたと思う。とは言え後半は一気読み。 自分の存在に悩み、嫉妬し、自分を管理している何者かから逃れようともがいている様は、10代の頃に読んでいたら胸が苦しかっただろうと想像できる。 最後の手紙の日付から、ストーリーがループしているのがわかる。最初に戻って確認し始めたら止まらなくなってしまった。私自身が作品の中でループしている感覚に陥る。 よくわからない部分がたくさんある。 答え合わせがしたい。

Posted by ブクログ

2021/10/30

長野まゆみをただのBL作家だと思うのは間違い。テレヴィジョン・シティに勝る耽美的SFファンタジーを知っていたら教えてほしい。 本家にあたる宮沢賢治の銀河鉄道の夜だろうか。 またこんな本に巡り会いたい。

Posted by ブクログ

2020/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『千年王子』のほうを先に読んだことがあるけれど、似てるなぁというのが一番。上か下かも、ブルゥかレッドかも不確かな閉じられた世界での幻想。これが本当にわたしたちの未来になるのかなぁと感じさせてくれるような話。記憶を失ってダメなやつになってるアナナスを苛立ちながらも優しく見守ってくれるイーイーが好きです。

Posted by ブクログ

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