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「日本人」とは何者か? 教養・文化シリーズ別冊NHK100分de名著

松岡正剛(著者), 赤坂真理(著者), 斎藤環(著者), 中沢新一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2015/05/30
JAN 9784144072086

「日本人」とは何者か?

¥660

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2019/04/13

斎藤環の河合隼雄「中空構造日本の深層」を軸に繰り広げられる一種曖昧論の推奨が面白い。単に良しとはせずに入り込まれる隙ともなると言う指摘もうなずける。コミュニタリアズムと同調圧力の議論にも似て、空気の研究、言葉の自動機械化という宮台の言説ともほぼ近いのでは。

Posted by ブクログ

2018/02/15

「「日本人」とは何者か?」松岡正剛・赤坂真理・斎藤環・中沢新一著、NHK出版、2015.04.25 167p ¥972 C9410 (2017.10.30読了)(2015.04.28購入) 「100分de名著」の別冊です。2015年のお正月に「100分de日本人論」として放映した...

「「日本人」とは何者か?」松岡正剛・赤坂真理・斎藤環・中沢新一著、NHK出版、2015.04.25 167p ¥972 C9410 (2017.10.30読了)(2015.04.28購入) 「100分de名著」の別冊です。2015年のお正月に「100分de日本人論」として放映したものを本としてまとめたものです。 4冊の本が紹介されています。この4冊の本を通して 「「哲学的」に、かつ「縦方向に奥深く」、日本人のアイデンティティや文化の基層に迫ってみる」(3頁) ということです。 4冊のうち、『「いき」の構造』は読んだことがありますが、ほかの三冊は読んだことがありません。いずれ読んでみようと思います。河合隼雄さんと鈴木大拙さんは、他の著作を読んだことはあります。折口信夫さんは、全く読んだことがありません。 【目次】 はじめに―これまでにない「日本人論」を! 第1章 日本人の美意識 九鬼周造『「いき」の構造』  松岡正剛 第2章 日本人の感受性 折口信夫『死者の書』  赤坂真理 第3章 日本人の心理 河合隼雄『中空構造日本の深層』  斎藤環 第4章 日本人の宗教観 鈴木大拙『日本的霊性』  中沢新一 ●男性原理と女性原理(103頁) 男性原理は「ものごとを切断する機能」を主とし、女性原理は「結合し融合する機能」を主とします。 ●神道(106頁) 宗教学者の島田裕巳氏は、神道には普通の宗教にあるものがない、すなわち「開祖も、宗祖も、教義も、救済もない」と指摘しています。魂の次元に触れないので、必然的に現世利益を求める対象になってしまっている。だから、多くの人が験を担いでお賽銭をあげたり初詣をしたりする。 ●日本人の態度(128頁) 個人の個性や自己主張を重視するよりは、全体としての場の調和や平衡状態の維持のほうを重要視するのが、日本人の態度なのである ●自己責任論(130頁) 「自己責任論」の主旨は、「村の掟に背いた人間は村八分にせよ」「規律を乱したら『無限責任』を負え」と言っているに過ぎません。 ☆関連図書(既読) 「「いき」の構造」九鬼周造著、岩波文庫、1979.09.17 「子どもの宇宙」河合隼雄著、岩波新書、1987.09.21 「中年クライシス」河合隼雄著、朝日文芸文庫、1996.07.01 「日本文化の新しい顔」河合隼雄・日高敏隆著、岩波ブックレット、1998.01.20 「こころの処方箋」河合隼雄著、新潮文庫、1998.06.01 「未来への記憶(上)」河合隼雄著、岩波新書、2001.01.19 「未来への記憶(下)」河合隼雄著、岩波新書、2001.01.19 「泣き虫ハァちゃん」河合隼雄著・岡田知子絵、新潮社、2007.11.30 「生きるとは、自分の物語をつくること」河合隼雄・小川洋子著、新潮社、2008.08.30 「禅と日本文化」鈴木大拙著・北川桃雄訳、岩波新書、1940.09.30 「社会的ひきこもり」斎藤環著、PHP新書、1998.12.04 「若者の心のSOS」斎藤環著、NHK人間講座、2003.08.01 「「平和」について考えよう」斎藤環・水野和夫・田中優子・高橋源一郎著、NHK出版、2016.05.30 「チベットのモーツァルト」中沢新一著、せりか書房、1983.11.20 「宗教入門」中沢新一著、マドラ出版、1993.02.01 「僕の叔父さん網野善彦」中沢新一著、集英社新書、2004.11.22 「憲法九条を世界遺産に」太田光・中沢新一著、集英社新書、2006.08.17 「レヴィ=ストロース『野生の思考』」中沢新一著、NHK出版、2016.12.01 (2018年2月15日・記) 内容紹介(amazon) 私たちは、どこから来て、 どこへ向かおうとしているのか― 好評の『別冊NHK100分de名著』ムック第3弾のテーマは「日本人論」。多様な価値観が噴出し、日本人のアイデンティティが揺らぐ昨今、美意識・感受性・心理・宗教観の4つをキーワードに、先人たちの遺した名著に立ち返ることで、私たち日本人の基層・根源へと迫る。

Posted by ブクログ

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