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ドビュッシーとの散歩
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ドビュッシーとの散歩
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
おそらく2012年のドビュッシー生誕150年の時に読んで再読。 曲を聴きながら読むとより面白い。 イヴォンヌの話が出てきたときに、ドニの水色の絵が浮かんだ。芸術は繋がっていると感じた。
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好きなクラシックの作曲家はエリックサティとドビュッシーである。 子供の頃は『月の光』、『亜麻色の髪の乙女』位しか知らなかったが、ピアノに興味を持ち、購入したYAMAHAの電子ピアノに収録されていた『夢』『アラベスク第一番』、母から借りたCD『ヒースの茂る荒地』、ベルガマスク組曲...
好きなクラシックの作曲家はエリックサティとドビュッシーである。 子供の頃は『月の光』、『亜麻色の髪の乙女』位しか知らなかったが、ピアノに興味を持ち、購入したYAMAHAの電子ピアノに収録されていた『夢』『アラベスク第一番』、母から借りたCD『ヒースの茂る荒地』、ベルガマスク組曲の『前奏曲』、『アナカプリの丘』。 自分で手に入れたモニクアースのCDで聴いた『パゴダ』『沈める寺』…人生の折々にドビュッシーの曲に出逢い、その度に気に入りの曲が増える作曲家なので、他の曲も深く知りたくなり本書に手を伸ばした。 特にヒースと亜麻色は旋律が美しく大好きで、亜麻色の終盤の再現部?(と言うのだろうか)聴く度に泣きそうになる程、ノスタルジーに襲われる。 彼の曲は、全体的にノスタルジックに感じるのだがドビュッシーは東洋趣味があったらしく懐かしさを憶えるのはどうも日本人共通らしい。 曲そのものにはそんなにアジア感はないのに。不思議。 ドビュッシーの曲はわかりにくいものが多い中で、アラベスクや夢は成程口ずさみやすいわかりやすい曲だ。お金のために大衆向けに作られたと知り合点がいった。 曲に詩的なタイトルが多いのも詩や絵本から着想を得て作られた曲だからか。『音と香りは夕暮れの大気に漂う』『しかも月は廃寺に落ちる』タイトルだけで想像を掻き立てられる。 本書は1章あたり4.5ページ、ドビュッシーのピアノ曲を一曲テーマに40章程に分けられたエッセイである。 ズバリ曲そのものについて語ったり、ドビュッシーの人となり、自身の経験や童話についてなど脱線しつつも自由に語られる。 時には音楽用語も出てきて音楽を嗜む人でないと理解が難しい部分もあるが(元々音遊人というピアノ弾き向けの雑誌で連載されていたようだ)わからなければ読み飛ばしても差し支えないだろう。 解説にあるように、散歩なのだから。気楽に読める本。 本書を読む時はYouTubeやCDで曲を聴きながら、また、ピアニストの指の動きも観察しながら読み進めるとより楽しめるだろう。
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斜め読みなので、評価せず。 ドビュッシーが絵本好きだったエピソードは その絵本と共に紹介され、 素顔の部分がクローズアップされていて面白い。 こちらも、じっくり読みたかった本。
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