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坂の途中の家

角田光代(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2016/01/01
JAN 9784022513458

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商品レビュー

3.9

239件のお客様レビュー

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2024/04/04

妊娠出産産後のわけのわからない不安定な心情。 多かれ少なかれきっと感じたことのある恐怖。 よっぽど恵まれた環境にいた人以外は、 理解できると思う。 自分の時はどうだったかを思い出しながら、苦しくなりながらも先を読まずにはいられなかった。 子供がある程度大きくなるまでは、その気持ち...

妊娠出産産後のわけのわからない不安定な心情。 多かれ少なかれきっと感じたことのある恐怖。 よっぽど恵まれた環境にいた人以外は、 理解できると思う。 自分の時はどうだったかを思い出しながら、苦しくなりながらも先を読まずにはいられなかった。 子供がある程度大きくなるまでは、その気持ちはずっと続くものだと思い込み絶望したことを思い出した。

Posted by ブクログ

2024/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

裁判員制度に選ばれた専業主婦の里沙子。 3歳の娘を義理の両親に預け、法廷に通う10日間の物語。 事件の内容は幼い我が子を浴槽に落として殺害した事件。 嫌々ながらも裁判員補助として通い始めるが、どんどん事件に引っ張られ、容疑者に自分を重ね合わせていく姿が読んでいてとても息苦しく、たびたび怖さから鳥肌が立ちそうになる。 裁判員制度に参加する前と後で、自分の夫への見方が全く違うものになってしまったところは本当に怖い。 ・母乳育児に苦しみ、半ば囚われるものの終わってみたらめちゃめちゃどうでもよかったことに気づく ・育児がうまくいかなかったり子供の発育に心配なことがあると周りにうまく相談できなかったり見栄をはってしまったりして余計に1人落ち込む ・優しい言葉でも暗に貶められることを言われていたことに気がつく ・自分がとても頭が悪い人に思え、怖くて意見が言えなくなったり自分の発言に自信がなくなる とか、あーわかる!と思うことも多々。 里沙子にとって嫌な思い出の数々がどんどん芋蔓式に思い出されていくところはとてもしんどかった。

Posted by ブクログ

2024/03/21

裁判員裁判で補充裁判員になった理沙子。事件は、赤ん坊を浴槽に沈めて死なせてしまった母親の裁判。理沙子は審理の過程でいつしかその母親に自分自身を投影していく。自分は母親失格なのか、夫はモラハラなのか、姑や自分の母親の言葉などすべてが自分の中で疑心に変わり不安定になっていく。子育てや...

裁判員裁判で補充裁判員になった理沙子。事件は、赤ん坊を浴槽に沈めて死なせてしまった母親の裁判。理沙子は審理の過程でいつしかその母親に自分自身を投影していく。自分は母親失格なのか、夫はモラハラなのか、姑や自分の母親の言葉などすべてが自分の中で疑心に変わり不安定になっていく。子育てや家族のあり方に正解なんてないんだなと思った。

Posted by ブクログ

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