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幼さという戦略
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幼さという戦略
¥715
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
ようやく機内で読了.阿部公彦さんの著書をまとめて読みたいとおもっていたのが,まだようやく1冊目を読み終えたところ.これぞ批評という視座にみちている.
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幼さは生き残るための戦略だというのが社会学的見方だ。生物は「かわいさ」を魅力的と感じてもいる。老いる幼さになるのも生き残るための戦略だ。老人力はまさに忘れることが力になるといいうことなのだろう。 現在、介護小説が隆盛になっているという指摘は勉強になった。
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タイトルにあるとおり、「幼さ」を軸にした現代文学の評論。前半は「幼さ」や「成熟」の定義が曖昧なまま進むため、ツッコミどころが多いが、後半第八章「幼さと成熟」から俄然面白くなる。 最初に終章から読むのがおすすめ。
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