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日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集08

池澤夏樹(編者), 福永武彦(訳者), 伊藤比呂美(訳者), 町田康(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2015/09/11
JAN 9784309728780

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日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集

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商品レビュー

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2023/07/10

230710*読了 説話集という言葉自体に馴染みがなかったけれど、人間味があっておもしろい話ばかり。 したきりすずめ、こぶとりじいさん、わらしべ長者の基となった話などおとぎ話要素の強いものから、現実を物語にしたようなものまで、さまざま。 最後に教訓めいたことや、集話者のまとめが書...

230710*読了 説話集という言葉自体に馴染みがなかったけれど、人間味があっておもしろい話ばかり。 したきりすずめ、こぶとりじいさん、わらしべ長者の基となった話などおとぎ話要素の強いものから、現実を物語にしたようなものまで、さまざま。 最後に教訓めいたことや、集話者のまとめが書いてあるものも多かった。 前世(前生)からの運命なのでどうしようもない的な締めくくりは、その当時ならではな感じもする。 僧の話もたくさんあって、でも高尚な僧から俗っぽい人までさまざまで、本当にいろんな人や生き物、妖怪のいろんな話を集めました感がいい。 実際はこの本にまとめられている話の何倍もの数の小話が存在するわけで。 収録されていない話も気になるなぁ。

Posted by ブクログ

2023/03/22

芥川龍之介が取材し、「鼻」や「地獄変」、「芋粥」等、極限状態に置かれた人間を活写する短編に落とし込んだことで知られる宇治拾遺物語。 古語から現代語までの日本語の文章を射程に収める日本文学全集の8巻となる本書でその現代語訳を担うは——パンクロッカー町田康。穏当に済むはずがない。 私...

芥川龍之介が取材し、「鼻」や「地獄変」、「芋粥」等、極限状態に置かれた人間を活写する短編に落とし込んだことで知られる宇治拾遺物語。 古語から現代語までの日本語の文章を射程に収める日本文学全集の8巻となる本書でその現代語訳を担うは——パンクロッカー町田康。穏当に済むはずがない。 私はかつて、氏の著作を一つ読んだことがある。『パンク侍、斬られて候』。 ノイズのごとく文中に湧き出すカタカナ、ふいに放たれ虚を突く屁、ラインの文面かと見紛うような軽い口調、教科書の隅に殴り書きされた棒人間さながらの安易な死、すべては時代小説の定番を茶化す小手先などではない。物語の画面をひたすら殴りつけ、歪曲させる彼の筆致に、ウッと呻いて覆いかけた読者の目に飛び込む世界の映像は、拳骨の形そのままの深々と陰影を帯びた立体としてある。プロジェクションマッピングを前に踊る人間のように、表皮に辛うじて浮かべる物語はあれど、パンク侍は斬られ斬られてなお意に介さず、こちらに食ってかかる。町田康は猛烈に血腥い作家、いや、噴き出す血が描く流動的形態そのものを生きる作家なのである。 宇治拾遺物語と対面して、町田はやはり殴りつけた。何度も、何度も。一発や二発ではなく、数十発。「目の前が…一面の荒野だ…」(寺山修司)。

Posted by ブクログ

2022/12/17

町田康のこぶとり爺さんを何かで目にして購入したもの。町田康のは原文と見比べると適当に盛っているところも多々あるが、意外なところが原文のままであったりする。 古代のパワーを感じる日本霊異記、ちと抹香臭い発心集もそれぞれの魅力がある。

Posted by ブクログ

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