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動きの悪魔

ステファン・グラビンスキ(著者), 芝田文乃(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784336059291

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商品レビュー

3.6

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2023/01/29

ホラー。短編集。 鉄道をテーマにした短編集。 初めて読む作家。《ポーランドのポー》または《ポーランドのラヴクラフト》らしい。 怪奇現象だけでなく、どの作品でも必ず描かれる、人間の狂気が特徴的。 表題作、「奇妙な駅」「待避線」などの作品にはSF要素もあり、好きな世界観。 一作だけ明...

ホラー。短編集。 鉄道をテーマにした短編集。 初めて読む作家。《ポーランドのポー》または《ポーランドのラヴクラフト》らしい。 怪奇現象だけでなく、どの作品でも必ず描かれる、人間の狂気が特徴的。 表題作、「奇妙な駅」「待避線」などの作品にはSF要素もあり、好きな世界観。 一作だけ明らかに雰囲気が違う、「トンネルのもぐらの寓話」が一番好み。これもSFっぽさがある。 この著者は『火の書』が気になっているので、そちらも読みたい。

Posted by ブクログ

2022/05/20

 1919年刊。私にとっては『無気味な物語』(1922)に次ぐ2冊目のグラビンスキ短編集。  やはり、この人の作品の語りの何かが、私にはとても魅力的である。先に読んだ作品集と同様に、本書特に前半には、「何かに憑かれた男」が破局に向かって突き進む物語が溢れている。この「何か」が、本...

 1919年刊。私にとっては『無気味な物語』(1922)に次ぐ2冊目のグラビンスキ短編集。  やはり、この人の作品の語りの何かが、私にはとても魅力的である。先に読んだ作品集と同様に、本書特に前半には、「何かに憑かれた男」が破局に向かって突き進む物語が溢れている。この「何か」が、本書では鉄道に関する諸要素となっているのだ。  ヨーロッパにおいては乗りさえすれば易々と国境を跨ぎ諸国を巡回できる高速な乗り物である鉄道の、その驀進する「動き」「スピード」「巨体」が、何やら猛々しく非情なもののイメージとなったことは想像できる。その性質の魅惑に「我しれず執着してしまうこと」が、男たちの逸脱と破滅を招く。この辺の危うさを本書前半の作品群は魅力的に描き出す。  何しろ1冊まるごと「鉄道の話」という連作集なので、内容にバラエティをもたらすためだろう、後半はもうちょっと様々な様態の作品が入っている。その分、鉄道自体の「動き」の強迫的なイメージが薄らぐようで、私にとってはそこが幾らか物足りなく思われた。  あまり面白くもないようなのが2,3あったが、全体としてはやはり魅力ある短編集だった。

Posted by ブクログ

2019/02/03

どうにも陰のある人物に惹かれる。その正体がなんなのか、ひきずるまでの理由が知りたくなる。トッキュウジャーという番組でザラムという人がいた。かつては悪の組織にいたのに「なんか違うわ」と離脱し、主人公達が妄想でこしらえた列車の保線員を勝手にやってる。この本の最初の作品のモデルとなった...

どうにも陰のある人物に惹かれる。その正体がなんなのか、ひきずるまでの理由が知りたくなる。トッキュウジャーという番組でザラムという人がいた。かつては悪の組織にいたのに「なんか違うわ」と離脱し、主人公達が妄想でこしらえた列車の保線員を勝手にやってる。この本の最初の作品のモデルとなった人である。(もちろん嘘)関根勤さんが車掌をやっていて皆にはやさしく、猿のパペットをはめて毒を吐き、猿を叱るという面倒くさい役をやってた。本は読みやすく楽しい。自分にあってる。 

Posted by ブクログ

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