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生け贄 講談社ノベルス

鳥飼否宇(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784062990356

生け贄

¥550

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2015/07/07

靭帯を損傷してしまった猫田は地元の名家に世話になる事に。しかしそこは白崇教という宗教家の総本山だった。そこで教祖が殺される。 ミステリ部分は神が白鰐ではなくシャチだとするロジックは解り易く面白かった。ただ盛り上がりに欠ける。もう少しサスペンス感があれば。十分に楽しめるけど。

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2015/06/02

生物探偵鳶山シリーズ。 写真家の猫田は撮影先の高知で怪我をして、アルビノを崇める宗教団体の施設に滞在することになる。 そんな中、教団関係者が密室で刺殺され、続いてサメに食い殺されたような無惨な死体が… カツオ漁の網元として栄えた家が宗教教団になるというのは奇妙な設定だと思ったが、...

生物探偵鳶山シリーズ。 写真家の猫田は撮影先の高知で怪我をして、アルビノを崇める宗教団体の施設に滞在することになる。 そんな中、教団関係者が密室で刺殺され、続いてサメに食い殺されたような無惨な死体が… カツオ漁の網元として栄えた家が宗教教団になるというのは奇妙な設定だと思ったが、信仰の対象となっているアルビノのサメや複雑な家系図などがラストで繋がってくるところは面白かった。海洋生物の蘊蓄はちょっとお腹いっぱい。 それにしても鳶山さんって”そろそろ五十歳に手が届こうかというところ”という記述があったが、そんな年だったのか。

Posted by ブクログ

2015/05/31

シリーズ三作目。「白崇教」内で起こった不可解な事件の数々。果たして「犯人」はご神体とされる白いサメなのか。謎解きだけでなく、海洋生物に関する薀蓄も楽しめます。 「赤しゃぐま」などという民俗学的なものが絡んでくるのも個人的にとてもツボ。そして不可思議に思えたさまざまな事象がすべて繋...

シリーズ三作目。「白崇教」内で起こった不可解な事件の数々。果たして「犯人」はご神体とされる白いサメなのか。謎解きだけでなく、海洋生物に関する薀蓄も楽しめます。 「赤しゃぐま」などという民俗学的なものが絡んでくるのも個人的にとてもツボ。そして不可思議に思えたさまざまな事象がすべて繋がってくるのはやはり快感だなあ。ラストのなんとも言えない虚無感も印象的です。

Posted by ブクログ

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