実際に自分の子どもの子育てをしている状況において、自分の考え方ややり方と同じことが書いてあって自信が持てたり、こんな考え方などもあるんだと参考になったりした。 作者が女性であるため、女性目線が強くなっているのが残念だったのと、我が家のように育児を父親がほとんどこなしている場合には当てはまらないものがあったのは残念だった点。

Q&Aみたいな、見出しを参考に、簡潔な解答があって、分かりやすいですね。私は父親なので、当然、不思議と思わないことばかりですが、母親は、こんなことが不思議なんだ？と、思いながら読みまして、子供のフォローに使おうかと思いました。まぁ、当然、息子に対する接し方の参考になる部分も少なくなかったですが。P72 我が子が目指す「かっこいい」を見つけよう。→自分の希望を押し付けるのではなく、この子の希望が優先であり、その子がどういう人に育ちたいか、を探りとろう。P99 反抗する子が、ハグの習慣で思いやりあふれる子に。子どもの反抗はママへの求愛行動。P101 こどものいう事を否定せずに、受け入れる。扱いづらい子達こそ、自分の思いが伝わらなかったり、叱られる理由が分からなくて困惑している。親が子供のいう事を否定せず聞き、その子の考えていることを理解しようとするだけで子供は落ち着く。P102 こどもの「できない」気持ちを受け止める。できなくて悔しいのは、ママより子供。P103 できていることを、いちいち口にして認めてあげる。前のそのこと比べて、できているところを探そう。★マイナス（負）のフレーズをプラズのフレーズに言い換えよう。「なんでできないの？」→「どうしたらできるかな」、「このくらいあたりまえでしょ？」→「ここまでできたんだね。」、「あなたができないわけないでしょ」→「きっとできるよ」、「情けない」→「ちょっとがっかりしたなぁ」？、「そんなことができても、何の役にも立たないよ」→「きっと何かの役に立つよ」P118 間違いに気づかせたいとき。あれ？おかしいな？忘れていない？P120 こどもが理解不能なことをしたとき→「そっかぁ、そうなんだね」P128 ふと「かわいいなぁ」と思った時→生まれてきてくれてありがとう。〇〇ちゃんのおかげで幸せだよ。P130 ほめるときのポイント1. 人と比較して褒めない 2. 成果だけではなく努力を誉めてあげる。 3. 「ありがとう」という感謝の気持ちでほめる 4. 親がいつも、周りに感謝する姿勢でいる。 5. 大げさに褒める。P132 しかるときのポイント 1. 低い声で、ゆっくり、冷静に。 2. 高さを合わせ、目を見て、真剣な表情で 3. 短く、あっさり、さっぱりと 4. 理由を聞いてあげる 5. わかるまで伝え続ける