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青き犠牲 光文社文庫

連城三紀彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/02/01
JAN 9784334768799

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商品レビュー

3.2

5件のお客様レビュー

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2023/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ギリシャ悲劇に沿った愛憎のミステリー。どんな解決をみせるのか、最後まで分からなかった。 思春期の鬱屈による犯罪かと、単純に思えた事件が掘り下げられて、どんどん入り組んでいく。読後はタイトルの通り『青き犠牲』の話だったのだと思った。 危険な母親に見えた沙衣子だったが、最終章での独白を聞いてしまうと、同情せざるを得ない。極めて冷静に、でも憎んでいる感情的な部分も残っていて、どこか諦めながらも計画通りにやり遂げたその姿は魅力的に映った。

Posted by ブクログ

2023/04/29

彫刻家の父がいなくなり、のちに遺体で発見 犯人はいったいという事件のお話でした すぐに犯人は捕まったのだがそこからが長かった 次から次へとくつがえる事実 ぜんぜん単純な事件ではなかったという この著者ならではな作品だなと感じました

Posted by ブクログ

2018/06/19

話が二転三転する、連城お得意のパターン。ただこういう信頼できない語り手というのは、一歩間違えるとなんでもアリになってしまって、本書もそのギリギリのところで話を繋いでいる。けど結末は堅実に伏線を回収しているのでよかったなという感じ。

Posted by ブクログ

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