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素足の季節
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素足の季節
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
キラキラ輝く女子高生達が主役の物語。舞台は1971年の岡山。県立の進学校に通うカオとマミの2人を軸に話が進んで行く。幽霊部になった演劇部の再創立に向けて動き出すが、進学校故に認められない。それならば、既成事実をつくって、学校に創部を認めさせようと、近隣の市長や有名デパート、マスコ...
キラキラ輝く女子高生達が主役の物語。舞台は1971年の岡山。県立の進学校に通うカオとマミの2人を軸に話が進んで行く。幽霊部になった演劇部の再創立に向けて動き出すが、進学校故に認められない。それならば、既成事実をつくって、学校に創部を認めさせようと、近隣の市長や有名デパート、マスコミを巻き込んだ演劇を大成功させる彼女たち。主人公2人を取り巻く個性のある登場人物。最後は42年後に彼女たちの再開で幕を閉じる。 岡山弁でテンポ良く進む展開、それぞれの胸の中の想い、友情とは人生とは…。キラキラとした青春と若い頃の葛藤、揺れ動くおんなごころ。女性の方が、高校生だった頃を思い出しながら読んだら、胸が締め付けられることでしょう。男性が読んでも十分面白いです!
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女子高生のカオは中学時代の経験から、友達より孤独を選んでいた。 そこに現れたマミ。演劇部の創立メンバーにと誘われる。 そこから演劇部の仲間たちと青春を謳歌していく。 ただ様々な問題があり、年を重ねるうちに疎遠となる。 昔の自分に重ねながら懐かしく読めた。 2016.1.17
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高校の演劇部の話らしい、ということで購入した。 前半は少し読むのに時間がかかってしまったけれど、中盤からは俄然面白くなってきた。 『幕が上がる』よりもよっぽど演劇部を描いてる。 それが率直な感想。 演劇にべったりな作品ではない。そのことが却って、高校の演劇部を描くことになって...
高校の演劇部の話らしい、ということで購入した。 前半は少し読むのに時間がかかってしまったけれど、中盤からは俄然面白くなってきた。 『幕が上がる』よりもよっぽど演劇部を描いてる。 それが率直な感想。 演劇にべったりな作品ではない。そのことが却って、高校の演劇部を描くことになっている。 そんな気がする。
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