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商品レビュー
3.3
16件のお客様レビュー
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解決策が確定しないままバス乗る?! ってなったけどそのまま読まされたのでめちゃくちゃテクニカルだなと思った。まあ普通に考えてバスに乗る前に考えてた案はなんらかのハプニングで潰れてほかの案でやる! みたいな展開になりがちだし、賢いキャラがいないから出たとこ勝負でも失望しないしで上手い ななかのキャラ痛くね? これツッコミいれなくていいの? と思ったけど、これもそのまま読まされた。上手い。
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成人式を迎えた娘のお願いで5才の時に事故で亡くなった双子の姉の仏壇を出してから事故の年の夢を詳細に見るようになった母。その理由は事故を回避して失った娘が取り戻せるから?と思いついた時から彼女の奮闘が始まり、娘も巻き込まれ…。過去改変というSF的なネタに対して地に足が着きすぎてる奮闘振り。過去の自分や周りに事故を信じさせる方法とか。野球の勝敗絶妙。親子の無償の愛情も底に流れた話なので結構深刻なのに新井さん独自の一人称がはまったら軽々読める。ただ娘パートの文章が大分辛かった。実際こんな喋り方の女の子いたら睨む多分。
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何がスゲーって、新井素子、50歳超えても、ブレずに新井素子やってる。 甲本ヒロトやダウンタウン、現役を長く張ってる連中って、例え丸くならずに突っ走っててもそれなりに渋みが増したり、こなれてきたり、それがまた味わいになってカッチョ良かったりするんだが。 新井素子はそのまま新井素子で小説書いている。味わいに「年輪」が少なすぎ(全くないわけではないにせよ)、登場人物のセリフはむしろ新井節に磨きがかかってるように思える。 随分長いこと新井節に触れてなかったので、最初は戸惑ったが、感を取り戻してからはリズムに乗って一気読み。しかしアラフィフのおっさんが新井節をリズムよく読むキショさときたら… 内容は歴史改編の市井人情ものといった感じ、ぬいぐるみが暗躍する系の黒い新井素子ではなく、ほんわか素子姫(エエのかこの呼称)系です。オチもほんわかです。ストーリーは置きにきてるけど、文章が超変化球。クセがキツいので万人にはお勧めできかねますが、素子節好きは読んでみて下さい。あと「けものフレンズ」好きな人も(笑
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